東京の探偵興信所選びは東京都調査業協会 | https://www.tochoukyou.jp Tue, 19 Mar 2024 06:04:55 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.0.21 第253回:《探偵》探偵協会には何の連絡をしたらいいのか https://www.tochoukyou.jp/column/zcolumn004-217.html Tue, 19 Mar 2024 06:04:54 +0000 https://www.tochoukyou.jp/?p=5809 探偵業界は、まだまだ不透明でよくわからないと思っている人も多くいます。それなのに、さらに探偵協会となると、余計によくわからないと思っているのではないでしょうか。いえ、もしかすると、探偵協会という存在自体認識されていない人の方が多いかもしれません。

 

ここのコラムにたどり着いている人であれば、探偵協会というものが存在していることは知っているでしょうが、たどり着いていない人の中には、やはり存在を知らない人がほとんどのように思います。

 

探偵というキーワードで検索をする人は、そんなに多くはありません。映画やドラマで探偵ものを放映すると、探偵役をしている人のことが知りたくて、「探偵役○○」という検索をするでしょう。しかし、「探偵」だけで検索する人はどれくらいいるのでしょうか。

 

普段の生活の中で、そういえば探偵って実在するんだっけ、ぐらいの感覚で検索をする一部の人はいますが、何かあった時に慌てないように探偵のことを調べておこうとする人は、まずいません。いるとしたら、以前に探偵に相談をしたことがある人で、引っ越しなどをして、以前の探偵事務所に相談をするには遠くなってしまったから、という人ぐらいでしょう。

 

ただ、何でもオープンにする世の中になってきているので、ごく一部ではありますが、探偵事務所に相談をしたことのある人が、友だちに「あそこの探偵事務所は良かったよ」と言ってくれる人もいます。基本的に、探偵事務所に相談をするというのは、他の人には言えない内容のため、口コミで広がることは少ないものです。

 

ですが、不倫が一般的になってきたという事もあり、不倫調査の依頼が口コミで広がることもあります。もちろん、探偵事務所に相談をしたということを話すことに抵抗がある人はまだまだいますので、少数ではあります。しかしそれでも昔に比べると増えています。

 

探偵業界というのは昔から変わらず、そういうものです。だから誰にも相談できず、どうしようもなくなった時になって、ようやく探偵に相談をしようと思い、探偵事務所を探すというのが、一般的です。

 

そういう人がほとんどなので、探偵協会と言われても、あまりピンときません。ですが実は、探偵協会のことを頭の片隅にでも置いておくと、いざという時にとても役に立ちます。探偵の認知度が高いのは物語の中でよく出てくるからです。探偵協会のことも、物語の中で出るようになれば、認知度が上がるのではないかとも思いますが、そもそも物語を書く人が探偵協会の存在を知らない可能性が高いので、架空の世界であっても探偵協会の存在は認知度が低いままです。

 

話しを戻しましょう。せっかくこのコラムにたどり着いた人のために、探偵協会とは何をする場所なのかを、改めてお伝えしたいと思います。

 

探偵協会は消費者サポートセンターのような役割を担っています。消費者サポートセンターは、様々な商品やサービスの購入に問題があった場合に連絡をするところですが、探偵協会は探偵事務所に特化した苦情受付窓口です。

 

例えば、当初言っていた金額とは違い高額請求をされた、調査報告書に嘘があった、証拠写真がぶれており証拠能力がなかった、成功率100%と言っていたのに対象者に調査をしていることがバレた、実際に調査をしたのかどうかが分からない、契約をしていないのに架空請求が届いたなど、探偵がらみで起きた問題を相談することができます。

 

もちろん消費者サポートセンターに連絡をしてもいいのですが、探偵協会は探偵に特化した組織ですので、消費者サポートセンターよりも専門性があります。探偵のことで困ったことがあった時に、「これって実際どうなの?」ということにすぐに答えられるというメリットがあります。

 

冒頭でもお伝えしていますが、未だに探偵業界は一般化されていません。そのため、一般の事を扱っている消費者サポートセンターでは、すぐに受け答えできないこともあります。そういった点でも、探偵との間に起きたトラブルは、探偵協会に連絡をするのが一番と言えるでしょう。

 

もちろん、お客様側の問題で探偵がとっていた行動は特に問題はないという場合もありますが、探偵に関する知識がある相談者の人はほぼいないという認識がありますので、そこは気にしなくても大丈夫です。相談者にきちんと説明ができていなかった探偵側にも責任はあるからです。

 

探偵事務所は都内だけでも数百の事務所が存在しています。探偵事務所と名乗るためには、警察公安に申請書を提出する必要があるため、違法なことはできません。できないのですが、その届出を提出せずに探偵事務所と名乗っている事務所もまだ少なからず存在していますし、違法なことをしている事務所も残念ながら存在しています。

 

そういった違法なことをしている事務所の取り潰しは随時行っていますが、ネット社会のこの時代、簡単に新しい事務所ができてしまうので、イタチごっこのようになっており、ゼロにすることができない状態です。

 

ですので、運悪く、そういった事務所に引っかかってしまった場合は、探偵協会にご相談いただけると、対処することも出来ます。

 

また東京都調査業協会には、東京都にある優良な探偵事務所が数十社登録しています。と今日と調査業協会に登録するには、設立から現在に至るまで違反を起こしていないことが登録の条件に含まれています。つまり、安心安全な探偵事務所しか存在していないという事です。

 

探偵協会は苦情受付も行っていますが、それだけではなく、探偵事務所選びに困った時のサポートもしています。住んでいる地域と、どんな悩みを抱えているのかをお伝えいただければ、最適な場所で、その悩みに強い優良な探偵事務所を紹介しています。

 

探偵業界に詳しくない人が探偵事務所を探すのは困難です。とくに、もうどうしたら良いのか分からないという押し迫った状況下では、冷静な判断をするのも難しいでしょう。そんな時に、探偵協会の存在を知っていれば、自分で探偵事務所を検討することもなくなり、すぐに優良な探偵事務所に相談ができるというわけです。

 

いつ何が起こるか分からない世の中。このコラムにたどり着いた方は、ぜひ探偵協会の存在を覚えておいてくださいね。

 

東京都調査業協会

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第252回:《探偵》人探しの依頼でも受けられるものと受けられないものがある https://www.tochoukyou.jp/column/zcolumn004-216.html Tue, 12 Mar 2024 06:10:37 +0000 https://www.tochoukyou.jp/?p=5805 個人が探偵に調査の依頼をするもので多いのが、人探しの依頼です。一番はもちろん浮気調査ですが、人探しの依頼も様々な形で相談をしに来る方がいらっしゃいます。

 

例えば、家族が家出をしてしまったから探してほしい、恋人が失踪したから探してほしい、恋人が誘拐されたから探してほしい、子どもの頃にいなくなった父親もしくは母親を探してほしい、昔捨てた子どもの消息を知りたい、若い頃に付き合っていた恋人の現在を知りたい、などがあります。

 

情報が少なかったとしても、人探しのノウハウがあるため、悩まれている方が探すよりも見つかる確率は上がります。

 

しかし、依頼をされても、初めからお断りをしている場合もあります。断る可能性が高いのは、恋人の誘拐や恋人の失踪での人探しの依頼です。男性が探している場合もあれば、女性が探している場合もあります。ですが、なぜこの場合は初めからお断りをしている可能性があるのでしょうか?

 

それは、依頼人が本当に恋人とは限らないからです。依頼人が恋人ではなく、ストーカーの可能性も考えられます。対象者は、ストーキングされているから逃げているのに、探偵が依頼人の言葉を100%信じて探し出す……というのは危険なことです。

 

対象者がその人の前からいなくなったのには、何かしら理由がある場合もあります。それを調査のプロの探偵が料金を貰ったからと言って、何でもかんでも引き受けるというのは道徳的にアウトです。探偵は犯罪に加担することはありません。

 

ストーカーではなくても、家族の場合も人探しの依頼は慎重に行っています。夫が、妻と子どもがいなくなったから探してほしいという依頼が来た場合、家族ならOKではありません。もしかしたら、夫が妻と子どもをDVしている可能性もあるからです。夫にDVを受け、離婚もできない、離婚をしても追い掛け回され、まだ結婚したままだと言いはっているという可能性もあります。そのため、人探しの依頼は慎重さが探偵者側にも求められています。

 

もちろん、人探しの依頼の前提として、どういう間柄であったとしても、探偵が対象者を見つけた場合、本人が会話が可能な状態であれば、対象者に誰が対象者を探しているのかを伝え、対象者がここにいることを依頼人に伝えてもいいかを聞くことになっています。対象者がそこにいる理由は様々で、それを勝手に探偵が暴露をしても良いという考えではないからです。

 

対象者に依頼人のことを伝えるのであれば、依頼人がストーカーだろうがDVをする家族だろうが、依頼自体は受けても良いと思うかもしれません。しかし、探偵が動くことで、間接的に依頼人と対象者の繋がりを作ってしまう危険性もあります。だから、これは犯罪と絡んでいると判断すれば依頼を受けないようにしているのです。

 

また人探しの依頼には緊急性のあるものも存在します。山や観光地などで小さな子どもが行方不明になり、親が探偵事務所に依頼するという場合です。そういった場合は、捜索隊も出るのですが、それでも見つからないこともあります。子どもの年齢が小さければ小さいほど、家出という可能性が低くなるので、何かの事件に巻き込まれていたり、何かの事故に遭っている可能性もあるため、なるべく早く見つけなければいけません。

 

しかし、そういった案件が探偵に事務所に舞い込んでくるのは、意外と時間が過ぎてからという事があります。捜索隊が動かなくなってから、家族はどうやって探せばいいのかに迷った時に、ようやく探偵のことを思い出すからでしょう。こういった案件は、調査を始めるのは早ければ早いほどいいので、できれば捜索隊が動いている間に探偵事務所にも相談に来ていただけると、より生きているうちに探すことができます。ただ、この場合の人探しは、少し特殊ですので、受け付けていない探偵事務所もあるかもしれません。

 

人探しの依頼でよくあるものの一つが、過去の恋人を探すという依頼です。例えば、70歳前後になり、自分の終活を考えた時に初恋の人にもう一度会いたいと思ったり、結婚は出来なかったものの付き合っていた元恋人に会いたいと思ったり、戦争で生き別れた恋人に会いたいと思ったり、することがあります。

 

会いたいと思っても、個人の力では探すことは困難です。だから探偵なら探してもらえるかもしれないと思って、人探しの相談に来られます。とはいえ、相手は当時のままではありませんし、結婚をして子どもがいて、孫がいる可能性もあります。そこに過去の恋人が現れたら、相手の家族はいい顔をしないでしょう。

 

ですので、直接は会えなくてもいいけれど、言伝を届けてほしいという依頼人もいれば、手紙を渡してほしいと伝える人もいます。

 

こういったケースは、探偵事務所によっては引き受けないこともありますが、引き受けるところもあります。引き受けた場合、対象者がどこにいるかを名簿やネットで検索をし、探し出します。年齢が年齢ですので、亡くなっている場合もありますが、生きている場合は調査をしている探偵が接触をします。その上で、その人に言伝を聞きたいか、手紙を受け取りたいか、直接会いたいかを聞いて、その返事を依頼人に伝えるというのが、流れです。

 

まれに、お互いに配偶者がいなくなっているので、実際に会おうという事で会い、そこから交流が復活するケースもあります。

 

その他にあるのが、子どもを赤ん坊の時に捨てたものの、高齢者になり子どもに会いたいと思って探偵に調査の依頼をしたり、捨てられた子どもの方が大人になってから、自分を生んだ親に会いたいと思い、探偵に調査の依頼をするということもあります。

 

こういった場合は、基本的には依頼を受けているところがほとんどです。ただ流れは他のケースと同じで、対象者を見つけたら、誰が対象者を探しているのかを対象者に伝えます。その上で、依頼人が会いたいと伝えているが、会うかどうかを対象者に決めてもらいます。その時に、依頼人か対象者が求めれば探偵も同伴する場合もあります。

 

というように、一言で「人探し」といっても、様々なケースがあります。対象者の情報が少なければ少ないほど、調査の時間はかかりますし、調査料金も上がってしまいます。ですが、どうしても探してほしい人がいるのであれば、一度探偵に相談をしてみてはいかがでしょうか。

 

東京都調査業協会

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第251回:《探偵》同じ探偵事務所に依頼しても料金が違うのはなぜ? https://www.tochoukyou.jp/column/zcolumn004-215.html Tue, 05 Mar 2024 06:18:48 +0000 https://www.tochoukyou.jp/?p=5800 探偵事務所に持ち込まれる相談で一番多いのは、やはり浮気調査です。一般の人が想像しやすく、浮気調査を依頼できるところが探偵事務所しかないからかもしれません。

 

ですが探偵事務所のHPを見ても、浮気調査1件○○円とはっきり書いているところはないと思いませんか?中には数字を書いているところもありますが、○○パックで○○円から~と書いていたり、○○円から~と書いていたりするところもあります。それでもあいまいです。実際に依頼したら、いくらかかるんだろう?と想像しかできません。

 

どうしてはっきり数字を書いていないのでしょうか。はっきり数字を書いている方が、依頼をする側も探偵事務所を比較するときにどこにするのかを考えやすくなることは明白なのに。

 

もちろん、見積りをすれば探偵事務所から、浮気調査にかかる相談料がいくらなのかは教えてもらえます。ですがそこでも、その数字が最終の数字ではないと言われるのが通常です。最終の数字がわからないまま、探偵のことを信用して、人に話したくないことを話し、調査をしてもらい、全てが終わってから金額がわかる……これは結構リスクがあります。

 

誰にも相談できず不安がピークになった状態で、勢いで探偵事務所に相談をする人も多いので、そういう心境になっていれば、探偵事務所があいまいな数字を出してきてもそれほど気にならないかもしれません。ですが冷静になれば、やっぱり不親切な気がしてしまうのは当然です。

 

探偵業界での調査料金というのは、それほど不明確です。ただ探偵事務所が悪いというわけではなく、調査という仕事の特性のせいだと言った方がいいでしょう。調査は実際に行ってみないと、どれぐらい時間がかかるものなのかがわかりません。依頼人の話を聞きながら、おそらくこれぐらいの時間拘束で、調査範囲はこれぐらいだろうというのはベテランの探偵であれば見当をつけることはできますが、それでも対象者が「人」なので、イレギュラーな行動をとる可能性は十分にあるからです。

 

想定外の行動をとる人もいれば、想定内の行動しかとらない人もいますが、それは事前にわかるものではありません。調査を依頼してくる家族であっても、24時間365日ずっと一緒にいるわけではないので、見えていない顔が存在しているからです。

 

夫婦の場合は元々が他人ですので、知らない部分があっても当然です。ですから妻や夫の浮気調査を依頼したとしても、どこまで把握しているのかはわかりません。さらに夫婦仲がもともと悪く冷え切っていた場合で、離婚をするのにちょうどいいからと浮気調査を依頼してきた場合は、より相手のことを知らないので、探偵に相談をするときも曖昧な情報しかない場合があります。そうなると、探偵側も見積金額自体を出すのが難しくはなるのですが、最近は拘束時間を提示して見積もりを出しているので、依頼人側もわかりやすいかもしれません。

 

ただ浮気の証拠というのは、いつ取れるのかはわからないものです。夫婦だからと言って、今日夫もしくは妻が浮気するという確証を持っている人はどれだけいるでしょうか。もちろん、浮気相手と約束をしている日程が書かれたLINEや電話の声を聞いたのであれば間違いはありませんが、そうではない場合はわかりません。疑わしい日に調査をするだけです。

 

そして調査の日に夫もしくは妻が浮気をしなかった場合は、探偵がどんなに優れた調査能力を持っていたとしても浮気の証拠は押さえられません。また勘違いをされている人もいるのですが、夫もしくは妻が浮気をしていない日に尾行をしていた場合でも、調査料金はかかります。配偶者が浮気をしている日に尾行をしていた場合だけ、調査料金が発生するわけではないからです。

 

この仕組みを聞くと、探偵が「浮気調査は○○円ですよ」ということをHPにかけないこともわかるのではないでしょうか。調査日が増えるたびに、調査料金は増えていくからです。さらに尾行対象者の後をついていくわけですから、移動費もかさみます。移動費も、尾行対象者がどこに行くのかが事前にわかっているわけではないので、事前に把握できる金額ではありません。

 

このように、調査料金は不確定な要素が多いため、どうしても金額は全ての調査が終わってからではないと、正式な金額を言う事ができません。ただもちろん、悪徳業者ではない限り、調査をする日程が増えれば、それだけ調査料金が上がることは事前にお伝えしますし、調査日を増やす際には、依頼人に増やすか、ここで調査をやめるかは聞いています。勝手に調査日を増やして、最後に高額請求をするということはしません。しませんが、証拠が出るまで調査を続けるとなると、かなりの金額になってしまう場合もあります。もちろん、調査1日目で浮気の証拠を得られる場合もあります。

 

ですが、調査料金に差が出るのは、これだけではありません。実は探偵事務所に依頼の相談をするときに、依頼人側でどこまでの情報を持っているかでも、調査料金に変動が出ます。

 

例えば、配偶者の浮気相手が誰なのかを知っている場合。名前は知らなくても、配偶者とどういう繋がりがあって不倫をしているのかを知っている場合と知らない場合では、調査料金が変わります。浮気相手がどこの誰なのかわからない場合と、例えば浮気相手が同じ職場の人だとすれば、職場付近で張り込んでいれば浮気の証拠が取れるとすぐにわかりますが、相手が誰なのかわからないと、どこを重点的に張り込んだらいいのかがわからないため時間も人も必要になるという事です。

 

また先ほども書きましたが、配偶者がいつ浮気をするのかがわかっている場合は、わからない場合よりも調査日の日数が少なくなるので調査料金は安くなります。

 

浮気に関する情報を依頼人がどれぐらい知っているのかによって、調査料金は同じ浮気調査でも調査料金に変動が出るというわけです。ただ、配偶者の浮気の証拠を事前につかもうとしすぎて、配偶者に証拠集めをされている事がばれてしまうと、浮気の証拠自体が出づらくなる危険性もあるので、やりすぎは注意です。

 

ほどほどなところで証拠集めはやめて、探偵に調査を依頼した方が無難ですよ。

 

東京都調査業協会

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第250回:《探偵》離婚を決意していないと探偵に浮気調査は頼めない? https://www.tochoukyou.jp/column/zcolumn004-214.html Tue, 27 Feb 2024 04:50:12 +0000 https://www.tochoukyou.jp/?p=5795 浮気調査イコール離婚前提。と、考えている人が多いかもしれません。

 

確かに、浮気の証拠があれば離婚裁判を起こした時に、配偶者と浮気相手に慰謝料を請求するときに有利になります。口頭だけで浮気しているはずだからといって慰謝料を請求しても、「証拠もないのに」と言われてしまえば、慰謝料は払ってもらえませんし、反対に名誉棄損で訴えられる可能性もあります。浮気をしているのは向こう側なのに、訴えられる可能性もあるなんて思ってもいないかもしれませんが、証拠がなければ、そういう可能性もあるということです。

 

だからこそ、離婚裁判をして慰謝料を得ようとしていたり、完全な勝訴で裁判を終えようとしているのであれば、誰が見ても間違いがないと言い切れるような浮気の証拠が必要になります。ですが素人では、裁判でも有効な証拠を自分の手で手に入れるのが難しいため、探偵がいるのです。

 

探偵に浮気調査・不倫調査を相談すれば、配偶者が不倫をしている場合は、誰もが言い逃れできないような証拠を取ってきてくれます。探偵側も、離婚裁判慣れをしているので、どういったものが証拠として有効かということを知っています。

 

探偵に依頼をして、証拠を取ってきてもらったのに、その証拠が離婚裁判では使えなかったという場合は、その探偵事務所が正規の探偵事務所ではない場合があるので、探偵協会などにご一報ください。そういった探偵事務所はないとは思いますが、100%ではなく99%ぐらいではあるので、残念ながらゼロではないところがあります。だからこそ、探偵事務所選びの段階も重要ではあるのですが、それはまた次の時に改めてご紹介させていただきます。

 

話しを戻しましょう。

 

探偵に不倫調査をお願いした場合、それは離婚裁判に使われる、だから離婚を決意した人が探偵事務所に相談をしに行く、という流れはとてもスマートです。離婚裁判で、相手に情状の余地を与えないために、的確な証拠を持って挑む。それは正しい行動でしょう。ですが、浮気調査・不倫調査を探偵に依頼をするのは、離婚裁判を起こしたいからという理由だけで行うものではありません。

 

確かに探偵に調査をしてもらい、得た証拠は、裁判で有利に使えます。ですが、裁判を起こさなくても、配偶者に証拠を見せて不倫を今すぐにやめてもらうということに使うことも出来ます。これから先も配偶者と一緒にいたいからこそ、浮気相手とは手を切ってもらうために証拠を突きつけるという考えです。また、配偶者が浮気をしているのかしていないのかわからないものの、不自然な動きをしているのが気になるから浮気調査をして欲しいと相談をされるケースもあります。

 

浮気をしているのかしていないのか分からないからはっきりさせたいというだけで、もし浮気の証拠が出てきてしまったら、即離婚という風には考えていない方もいます。中には、どうするかは全く考えず、事実をはっきりさせたいということが目的の方もいます。

 

また、浮気の証拠が出なければ、自分の思い過ごしだったのかと納得するまで、繰り返し依頼を続ける人もいますが、それが何度も続けば、良心的な探偵は「これは浮気をしていないということですよ」と伝えてくれるでしょう。また浮気をしていないのに、怪しい行動を取っていた理由を暴くことができれば、それはそれですぐに納得して継続をしてでの調査をやめる方もいます。

 

また浮気調査を依頼して、浮気の証拠が出てきてしまった場合、相談をしていただけの段階では、夫婦関係をどうするのかを決められずにいたとしても、証拠を見た瞬間に気持ちが固まることもあります。浮気の証拠が出てきた場合は、相談者の配偶者が不倫をしていることが確定したわけですから、不倫相手との付き合いはただちに解消させるのが一番の目的になります。

 

あとは不倫相手と別れた配偶者に対して、それでも一緒に暮らそうと思えるのか、裏切り行為をした配偶者を許すことができずに離婚をするのか、それは浮気の証拠を見た時の感情に任せるのが一番良いかもしれません。

 

初めは離婚を考えていなかったとしても、浮気の証拠を見て考えが変わることもあるでしょう。

 

ですが、どんなに怪しい行動を配偶者がしていたとしても、不倫を認めたくないと思っている相談者は、基本的には配偶者のことを家族として愛している人なので、物的証拠が出てしまっても、現実をすぐには受け入れられない場合もあります。ですが、配偶者のことをすでに見限っている人であれば、配偶者の浮気を許すことはできないでしょうし、浮気をチャンスととらえて離婚に踏み切る場合もあります。ただ配偶者が資産家だったり、お金をたくさん稼いで、家に入れてくれている場合は、離婚に踏み切るかどうかというのは難しいと思う人もいるでしょう。

 

また浮気をしている側の方が自分の浮気を隠そうとせず、見せびらかして、離婚に持って行こうとしている場合もあるからです。この場合は、慰謝料を払うことになったとしても、不倫相手と再婚するつもりで、そういった行動に出ている可能性もあります。世の中には、結婚をしていても、配偶者以外の人の方を本気で愛している場合もあるからです。そういった場合、浮気をしていても慰謝料の請求だけをして、離婚をしない選択をする相談者もいます。

 

今回は色々なパターンを紹介しましたが、浮気調査・不倫調査というのは、色々なケースがあるということです。離婚裁判を起こすから、探偵に浮気調査・不倫調査を依頼するというケースだけではないということを覚えておいてください。

 

また、不倫をしているか分からないけど不安という現状があるのであれば、その不安をなくすためにも探偵に相談をするという方法もあります。探偵が調査をしても不倫の証拠が見つからない場合もあります。その場合は、本当に不倫をしていないという可能性が非常に高いので、依頼者の杞憂だったということがわかり、日々の生活にあった不安要素が消えるはずです。

 

不倫をしていてもしていなくても、不安要素は結婚生活に影を落とす材料になってしまうので、なるべく晴らせるように探偵がお手伝いをさせていただきます。

 

東京都調査業協会

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第249回:《探偵》別れさせ屋にどうして依頼をしてはいけないのか https://www.tochoukyou.jp/column/zcolumn004-213.html Tue, 20 Feb 2024 03:30:30 +0000 https://www.tochoukyou.jp/?p=5791 別れさせ屋や別れ工作を請け負っている事務所は、未だになくなっていません。なくならないのは、ニーズがあるからでしょう。ですが、別れさせ屋が行っていることは違法なことが含まれているので、気軽に依頼をするのは危険です。

 

未だに探偵イコール別れさせ屋もしくは別れ工作もしてくれるところという風に思われているのですが、後ろ暗いところがない正常な探偵事務所は、別れ工作を依頼されても引き受けません。そんなことを言って、裏メニューとしてあるんじゃないの?と思う相談者もいるのですが、裏メニューにもありません。なぜなら、探偵は犯罪集団ではないからです。

 

しかし、世の中には別れさせたいと願う人が多いのも事実です。例えば、夫婦がいて、夫が浮気をしているのを知り、浮気相手と別れさせたいと願う妻。もしくは妻が浮気をしているのを知り、浮気相手と別れさせたいと願う夫。ここはまだ納得できる願いです。別れさせるなら、探偵を雇い、浮気の証拠を手に入れた上で、裁判所に掛け合えば、浮気をした夫もしくは妻と、浮気相手に慰謝料を突きつけ、別れれば離婚はしないという風に言うことはできます。

 

しかし、別れるから許してと言いながらも、浮気相手と裏でわかれないこともありますし、離婚をしても良いから別れないと言われてしまう場合もあります。そんな時に、不倫をした2人を別れさせようと思えば、正当なやり方で言うと世間に公表するぐらいしか方法はありませんが、それでは自分も浮気された方として不名誉な状態になってしまいます。そんな時に、別れさせ屋の看板を見かけたり、別れ工作を請け負っている調査事務所などがあれば、それが犯罪になるかもしれないなんて考えずに、依頼をしてしまうこともあるかもしれません。

 

でもこれもまだ、他の人からも理解できる心理です。しかし、別れさせ屋や別れ工作に依頼をしに行く人たちは、こういった人以外の場合もあります。第三者が聞けば身勝手な人と思われるような人たちです。

 

例えば不倫をしている側が、夫婦を別れさせようとする行為。愛人、間男という関係が嫌になり、自分と正式に付き合ってもらうために、夫婦に別れてほしいがために、別れさせ屋に依頼をするということもあります。基本的に別れさせ屋は、依頼をされればどんな間柄の人であっても別れさせるために行動をします。

 

また愛人の女性は、男性が妻とはもうすぐ別れるから待っててと言いながら、1年、2年と過ぎていった時に、男性が妻と別れられないのは、妻が自分に意地悪をしているからだと思い込み、別れさせ屋を使ったというケースもあります。倫理的にも引き受けてはいけない依頼内容なので、正常な探偵事務所では完全に受け付けない類の相談内容です。探偵は倫理観がずれている依頼に関しては、一切受け付けていません。ですが、別れさせ屋は別だからこそ、危ない組織とも言えます。

 

また別れさせ屋に依頼をする人は、愛人や間男だけではありません。恋人同士の場合でも使われています。実際、テレビドラマで別れさせ屋が放送された時も、恋人同士のいざこざが流れていました。

 

恋人同士の場合というのは、例えばAさんとBさんが付き合っていて、CさんがAさんのことを好きになるものの、どれだけアプローチをしてもAさんが振り向いてくれない。だったらAさんがBさんを嫌うように仕向けてもらえれば、Aさんと付き合うことができるのではないかと考え、別れさせ屋に依頼をするというものです。

 

Cさんの身勝手な行動によって、AさんとBさんは二人とも迷惑をかけられていますが、Cさんは自分のしていることに何の悪気もありません。自分がどれだけ自分勝手なことをしているのかという認識がないというのが、恐ろしいことではありますが……。

 

また、AさんがBさんとは別れるからと言いながら、Cさんと身体の関係だけを持っていた場合も、Cさんが中々AさんがBさんと別れないからといって、別れさせ屋に依頼をすることもあります。この場合は、Cさんだけが悪いのではなく、Aさんも遊びなら遊びだと言わなかった責任はありますが、こういった依頼も引き受けてしまうところに、やはり問題があります。

 

別れさせ屋や別れ工作に関しては、もう何十年も昔から警察と連携をして、取り壊そうとしています。別れさせ屋がしていることは倫理に反していることですし、犯罪まがいのこと、犯罪になってしまっていることにも手を染めているからです。別れさせ屋が犯罪まがい、もしくは犯罪をしていたとしても、依頼人は何の罪にも問われないのかというと、そんなことはありません。犯罪を依頼した側も犯罪者だということを知っておく必要があります。

 

別れさせ屋や別れ工作というのは、人を貶める行為です。何の罪もない人を、勝手な理由で傷つける行為になっているということを理解しなければいけません。

 

ただ人は色恋沙汰になると、冷静さを失ってしまうところがあります。普段はどれだけ冷静沈着であったとしても、本気で人を好きになり、人に執着をしてしまうと、周りが見えなくなってしまうのです。だからこそ不倫はなくなりませんし、別れさせ屋のような団体もなくならないのでしょう。しかし、なくならないからといって、なくそうという行動を諦めてもいけません。

 

必ず別れさせ屋は全て廃業させ、倫理に反する仕事がこの世からなくなるようにすること、そして、別れさせ屋のようなところに依頼をするということは、自分も犯罪者になってしまうということを相談者の人にも知ってもらいたいと思っています。

 

このコラムでも、別れさせ屋については何度か取り上げていますが、忘れないように定期的に取り上げていきたいと思います。もし別れさせ屋を見つけたら、違法集団なのではないかと疑いましょう。相談をして、お金を払って、気が付いたら犯罪者になっていた、なんてことがないように気を付けて下さいね。

 

また別れさせ屋によって家庭が崩壊したということが起きた場合は、探偵にご相談ください。恋人関係の場合ではお手伝いできないかもしれませんが、夫婦の場合であれば探偵がお手伝いできることもあるかもしれません。まずは相談からしてみて下さいね。

 

東京都調査業協会

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第248回:《探偵》自分の気持ちを整理するために探偵を使う https://www.tochoukyou.jp/column/zcolumn004-212.html Mon, 12 Feb 2024 23:49:19 +0000 https://www.tochoukyou.jp/?p=5786 探偵はカウンセラーではありません。ですが、真実がわからないまま自分の気持ちを整理することはできませんし、真実がわからないまま悩み事を解決することもできません。

 

真実は自分で見聞きしたことを指す場合もありますが、それだけでは足りないものです。人は悪いことをしているという自覚があれば、それを隠そうとします。自分にとって身近な人にこそ隠したい気持ちが強くなるので、一緒に暮らしている人にはバレないようにしている場合がほとんどです。

 

例えば不倫。

 

不倫をすることが社会的にも夫婦の間においても良いことだと思っている人は99%いません。結婚をする前に、結婚後もお互いに自由恋愛OKとしている夫婦も中にはいますが、そういう人たちは全体の1%未満でしょう。

 

そのため基本は、隠そうとします。夫婦になる二人ですので、初めから相手が不倫をすることを前提で結婚をしていないため、心のどこかで「うちの夫が不倫なんて」「うちの妻が不倫なんて」というふうに思っているところがあり、油断しています。油断をしていれば、相手が嘘をついている可能性があるという風に見ていません。

 

だから嘘をつくことが得意じゃない人の不倫であっても、なかなか見抜けない人もいるのです。

 

また場合によっては、誰が見ても不倫をしているのに、現実を受け入れることができず、見てみないふりをしていることもあります。不倫だという確証があれば、もう以前と同じような結婚生活ができなくなるからです。

 

不倫をしているのが夫であれば、これからの生活費が不安だと思う人もいるでしょうし、不倫をしているのが妻であっても、子どもを一人で育てることに不安があったり、子どもと離れて過ごすことが嫌だったりして、今の家庭を壊したくないという思いから、相手の不貞を見て見ぬふりしかできない状況に陥っている人もいます。

 

しかし残念ながら、見て見ぬふりをするというのは、一時であれば自分の感情をごまかすことはできるかもしれませんが、一緒に暮らしている人が別の異性とそういう関係にあるという状況を受け入れられる人は、そうそうありません。

 

1か月、半年、1年は我慢できたとしても、相手が我慢をしている間に不倫相手と別れたとしても、不倫をしていた事実は消えませんし、それを黙認していた自分のことも消えません。感情が爆発するのが、1年後なのか、3年後なのか、子どもが一人前になってからなのか、相手が定年を迎えた頃なのか、それはわかりませんが、いつかその時は来ます。

 

さらにいうなら、子どもがいた場合、不倫をしている親と不倫を黙認している親の姿は見えているものです。そういった両親を見て育った子どもは、結婚に対して何も期待しなくなるでしょうし、両親に対してもいびつな感情を抱くようになるでしょう。

 

片方が不倫をした時点で、基本的には家庭環境は崩壊していることがほとんどです。もちろん、不倫をしていることを公表しても、家族としてゼロからやり直そうとしている人たちもいます。いますが、不倫をしていない家族と比べると、やはりどこかいびつなところがあるでしょう。

 

つまり不倫が起きた時点で、家族は基本崩壊しています。それを再生させるにしても、完全に壊すにしても、どちらにするかの判断は不倫をしていない方が決めるものです。それをしないと、一緒に暮らしている子どもが、辛い思いをすることになり、精神的に追い詰められてしまうという事です。

 

結婚を決めるのは大変ですが、離婚を決意するのはもっと時間と労力が必要になりますし、生活環境がガラッと変わるため、それに対応できるかどうかという不安が付いて回ります。しかし、見て見ぬふりをしたまま何年も一緒に暮らすよりは、はるかに精神的な負荷は減ります。

 

ただ、離婚すべきかしないべきかで悩むよりも先に、本当に夫は(妻は)不倫をしているのか、という証拠を手に入れる必要があります。行動がなんとなく怪しいだけでは、どっちつかづです。普段と違う行動をとっている、出張が多い、夜に帰ってくる時間が遅い、休日も出かけることが多い、スマホを見る時間が増えニヤニヤしているなど、疑わしい行動はあると思いますが、それだけでは本当に浮気をしているかはわかりません。

 

浮気をしている確率は高いですが、もしかしたら仕事が忙しいだけかもしれませんし、ニヤニヤしていたのは別のことがあったからかもしれません。それをはっきりさせるためには、やはり真実を暴くのが得意な探偵に頼むのが一番です。

 

探偵であれば客観的視点を持ち、冷静な判断力を持って、対象者が浮気をしているかしていないかを見極めることができます。もちろん、浮気をしている場合は、相手が言い逃れできないほどの決定的な浮気の証拠も手に入れてくれます。

 

また探偵に不倫の調査を依頼することで、不倫を事実として受け入れられるようにもなります。他人を介入させることで、自身も客観的な視点を持つことができるようになるからです。それにその事実を知っているのが、もう自分だけではないというのも悩んでいる人には大きなことです。自分の悩みを共有してくれる人がいる。それだけで精神的に安定します。

 

夫もしくは妻の不倫が確定しても、すぐに離婚をするのか、本人だけに伝えて不倫をやめてもらうのかを決める必要はありませんが、それを決める権利があるのは、調査を依頼した人だけです。不倫をした人が決める権利はありません。相手が何を言ってきても、不倫をした時点で相手には何の権利もないという事は確かです。

 

探偵はカウンセラーではありませんが、悩んでいる人を一人にはさせず、選択肢は全てあなたにあるという事を伝える味方になります。

 

日々の生活の中で不安に思うことは不倫以外にも、素行の問題やいじめ、いやがらせの問題などもあるでしょう。主観的に見ていると、何が正しいのかの判断がおかしくなってしまうものなので、探偵に相談をして、ご自身の客観的視点を復活させてください。

 

どうしたらいいのかはすぐに決める必要はありませんが、決める権利があるのは証拠を持っている人です。そのことだけは確かですので、その状態で有利な立場に立つためにも、一度探偵に相談をしてみて下さいね。

 

東京都調査業協会

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第247回:《探偵》探偵に相談したいことが出てきたときに考えること https://www.tochoukyou.jp/column/zcolumn004-211.html Mon, 05 Feb 2024 23:13:37 +0000 https://www.tochoukyou.jp/?p=5781 日常生活の中で、「あ、探偵に相談しなくっちゃ」と思う場面に遭遇する人は、そんなにいません。企業であれば探偵に相談をするすることを考える部署もありますが、一般の人で定期的に探偵に相談をしなければいけない状況になっている人というのもいないものです。

 

また、普段から探偵に相談することを考えて生活をしているわけではないので、どんな悩みを抱えた時に探偵に相談を考えればいいのかも気づいていない人たちもいるでしょう。わかりやすいのは不倫、人探しの2つではないでしょうか。あとは子どもの結婚相手の素行調査。ただ今はよほど家柄を重視する人でないと、結婚相手の素行調査はしないかもしれませんが。

 

不倫をしている人は意外と多いのですが、定期的に会っているわけではなく1度きりの関係というような不倫の仕方をしている人の場合は、なかなか配偶者の人で気づくのは難しいですし、気づいたとしても1度きりの相手を探すことは不可能に近いところがあります。

 

もちろん不倫相手が社内など普段から関係性のある場所にいる人であれば、突き止められる可能性はありますが、1度しか関係を持っていないと、関係を持ったことがあるという証拠を手に入れることができません。証拠写真として一番有用なのが、ホテルに入るところをおさえていることです。そういう意味でも、同じ人とは2度とホテルに行かないようなタイプの人の場合は、浮気の証拠を手に入れることは困難でしょう。

 

不倫も長くなってくると、3年、5年、中には20年という人もいます。そこまで長くなってくると、不倫の証拠は手に入れられますが、基本は離婚しか道は残されていないでしょう。

 

不倫調査で一番摘発しやすいのが不倫をし始めて2か月ぐらい経った時ぐらいです。不倫も恋人と同じく3か月で別れの危機が訪れやすいのですが、1か月が過ぎ2か月に差し掛かる時というとお互いのことを理解し合い、さらにもっと一緒にいたいと舞い上がる頃ですので、隠れて浮気をするという考えが頭から抜け落ちていることがあり、ボロを出しやすいからです。

 

配偶者も、相手の浮気に気づくのは、相手が浮気をし始めて2週間ぐらい経ったときでしょう。いつもと何かが違うと感じ、焦り始め探偵に依頼すべきなのか、自分でもう少し確証が持てるまで自分で調べるかどうか、そんなことを考える時期です。気づく場合は、それぐらい早いという事です。

 

ただ不倫も、一般の恋人たちと同じで、3か月以上続かない場合も多くあります。不倫だからと言って、みんなが長く続けられるというわけではないという事です。そうなると、不倫をした事実をしっかり表面化させておきたいなら、不倫の自然消滅を待つのではなく、3か月が過ぎる前に調べておきたいところです。

 

話を最初に戻しましょう。

 

色々な理由で探偵に相談をしたいと思った時、まずは何をすればいいのかについてです。

 

探偵に相談をすることができるのは、浮気調査(不倫調査)、人探し、素行調査、いじめ調査などです。これらは一般的な調査内容ですので、一般の人からの相談を受け付けている探偵事務所であれば、どこでも引き受けてくれるでしょう。

 

ですが、一般の人は探偵に相談をしなれていません。探偵事務所を探すときに一番多い検索ワードが「探偵事務所 〇〇(地名や駅名)」です。確かにこうすることで、身近な場所にある探偵事務所を探すことができます。ですがその後はどうするのでしょうか。

 

探偵事務所は繁華街に何十軒とありますが、繁華街ではない場所にも複数の探偵事務所が存在します。そうなると、度の探偵事務所を選んでいいのかがわからないでしょう。検索をして一番上に出てきた探偵事務所を選べばいいのかというと、そういうわけでもありません。

 

探偵事務所はどこも同じではなく、探偵事務所によってカラーがあります。得意分野もありますし、調査料金にも差がありますし、そこに所属している探偵も違います。どの調査が得意なのかは、基本的にはホームページを見るとわかるでしょう。書く探偵事務所のHPには浮気調査の文言が大きく乗っているかと思いますが、そのほかの調査の扱いがどうなっているかで判断することができます。

 

浮気調査だけを一番大きく書き、そのほかの事にはそれほど触れていないのであれば、その探偵事務所は浮気調査をメインに行っているのでしょう。しかし、浮気調査に次いでもう一つの調査、例えば素行調査を大きく取り上げている場合は、素行調査が得意な探偵事務所という可能性もあります。

 

浮気調査を依頼したい人は、浮気調査と他の調査な言いようが対等に書かれているところよりは、浮気調査を大きく取り上げているところにお願いをした方がいいですし、浮気調査以外を依頼したい場合は、浮気調査と同じぐらいか二番目に取り上げている調査のものを大きく取り上げている探偵事務所を選ぶといいでしょう。

 

ニッチな調査を依頼したい場合は、浮気調査を含め、全てが均等に書かれている探偵事務所を選んでみてはいかがでしょうか。

 

また調査の腕はよくても、探偵事務所のホームページに力を入れていない事務所も存在しています。その場合は、メールで連絡をしたり、電話で直接問い合わせてみましょう。その探偵事務所の得意分野を割り出すのは難しいかもしれませんが、対応がしっかりしているところであれば、ある程度は安心ができます。

 

探偵事務所の中には問題を抱えているところも存在しますし、探偵事務所自体は問題がなくても、中にいる探偵と合わないという事もあります。探偵事務所に問い合わせをしたら必ずしも調査を依頼しなければいけないというわけではないので、自分の感覚を信じて調査をするかしないかの決断をしましょう。

 

精神的に追い詰められている状態で探偵に調査の依頼をする人が多いので、冷静な判断をするのが難しいとは思いますが、自分と合う探偵事務所にお願いする方が調査もスムーズにいくものです。調査の契約をするまでは、冷静さを忘れないようにしましょう。

 

ただどうしても探偵事務所を選ぶことができない場合は、当協会のように探偵事務所がたくさん加盟している探偵協会に探偵事務所を探してもらうのも一つの手ですよ。

 

東京都調査業協会

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第246回:《探偵》意外と根強い人気のバレンタインデー https://www.tochoukyou.jp/column/zcolumn004-210.html Tue, 30 Jan 2024 05:48:34 +0000 https://www.tochoukyou.jp/?p=5777 もうすでに百貨店ではバレンタイン商戦が始まっています。普段は見かけないような店舗も出店しており、チョコレート好きにはたまらない季節です。

 

学生の頃は好きな人には手作りチョコがいいのか可愛いチョコを買った方がいいのかと悩んだ女性もいるでしょうし、今年はチョコを貰えるのかなと内心ドキドキしていた男性もいるでしょう。

 

ただその感覚は、学生時代で終わり。遅くても20代で終わり、なんて思っていませんか?

 

結婚をしてしまったら、バレンタインデーなんて関係ないし、アラフォーを超えれば、ただ美味しい高級チョコレートが販売されている期間ぐらいにしか思っていないのではないでしょうか?

 

ですが、そんなことはありません。

 

このバレンタインデーによって、浮気をしているしていないが意外とバレるきっかけになることもありますし、バレンタインデーを境に浮気をする人もいます。

 

それはなぜでしょうか?

 

まずは、これまで不倫をしていたのにバレなかった人たちの場合。

 

不倫とはいえ、バレンタインデーというイベントに参加したくなるのは当然です。いつもは秘密裏にしか会っていなかったとしても、バレンタインデーぐらいは、ちょっとぐらいはしゃぎたくなります。

 

もちろん、ただの体の関係に過ぎず、心でのつながりが全くない不倫であれば、コンビニで買った安物のチョコをプレゼントしたり、貰ったりして、会っているときに食べるか、家に持ち帰るぐらいでしょう。

 

コンビニで買ったチョコであれば、外でもらってきたとしても、家の人は特に何も思いません。会社で貰ったのかなと思うでしょうし、妻側が浮気をしている場合はコンビニチョコなら事前に購入しておくという事もないので、家に置いておくこともありません。

 

しかしこれが心も繋がっている不倫だった場合は話が変わってきます。

 

心も繋がっている不倫を夫がしている場合、相手の女性から本命チョコをもらうことになります。普段は気を付けていたとしても、この時ばかりはかなり奮発したチョコを用意してくれるでしょう。さすがに手作りチョコを作ってくるほどの重い女性が相手の場合は、会っているときに食べてしまうでしょうが、高級チョコをもらった場合は家に持ち帰る人がいます。家に帰って、ゆっくり食べようと思うからです。

 

チョコはバレンタインデー当日にもらうという事はないかもしれませんが、バレンタインデー付近に遅く帰ってくる日があったり、急な出張が入った後にチョコを持ち帰っていれば、かなり疑惑です。

 

「それどうしたの?」

と聞けば、

「会社の人にもらったんだ」

と返してくるでしょう。そこですかさず、

「義理チョコなのに高そうなチョコね。私も半分食べていい?」

と聞いた時に、どんな反応をするのかを見てみると、それが本命チョコなのか義理チョコなのかを見破ることは、夫婦であれば簡単でしょう。

 

反対に妻側が浮気をしている場合。本命チョコが家の中に置かれている可能性が非常に高いと言えます。義理チョコなら、その人に会いに行くときに買うか、大量にチョコを購入しているかぐらいですし、高そうなチョコを部屋の目立つところに置いているのであれば、自分用のチョコでしょう。しかし、一目をさけるかのようにして置かれている高級チョコがあった場合は問題です。

 

ただ夫のためにサプライズで用意した高級チョコであればいいのですが、バレンタインデー当日になっても自分のところに来なかったり、気が付いた時にはその高級チョコがなくなっていた場合は、誰かにプレゼントした可能性があります。家の中にある隠している高級チョコを見つけたら、いつなくなるのかを毎日確認しておきましょう。そしてなくなった日の次の日に、妻がどういう機嫌だったのか、服装はどうだったのかなどを確認してみると、浮気しているかどうかが見えてくるはずです。

 

このように、バレンタインデーが来るだけで、これまで見逃していた配偶者の不倫に気づくことがあります。

 

また反対に、このバレンタインデーから不倫が始まる可能性もあります。

 

夫の場合は、仕事関係の人や、よく行くお店関連の人たちから、思わず本命チョコをもらう可能性もあります。これまで愛妻家だった人でも、愛妻家ではなくてちょっとした疎外感を感じていた人でも、妻以外の人から本命チョコをもらって本気で嫌がる人はいません。「困ったなぁ」と言いながらも、本心では喜んでいる人がほとんどです。自分もまだまだいけるという自信につながることもあるでしょう。

 

そして本命チョコを渡してくれた人のことが気になりだしたり、本命チョコを渡した人から誘われれば1回ぐらいは応じてもいいかなという心の隙ができ、気が付いた時には体の関係になっていたということもあるでしょう。1回だけと思っていても、久しぶりに男として求められれば、もう1回、あと1回と思ってしまっても仕方ありません。特に、妻とレスになっていれば、男性としての本能が目覚め、不倫相手にのめりこむ可能性もあります。

 

妻の場合は、やはり仕事関係の人や、よく行くお店関連の人から、チョコをせがまれたりすることもあります。初めは可愛いから義理チョコを渡すつもりであげても、相手から「お礼に食事をしたい」と言われて断れるでしょうか。そんなつもりではなくても、自分が渡したことで、お誘いになったのであれば、もともとは自分が誘っている側なのかもしれないと思い、1回だけというところから、男性側と同じように関係が深くなっていく可能性があります。

 

また最近は、逆チョコも存在しています。女性がチョコをあげなくても、年下の可愛い系男子は年上の女性にチョコをプレゼントすることもあるものです。男性よりも、女性の方が異性からチョコをもらう免疫がないので、チョコをプレゼントしてきた男性を気にし始めても無理はないでしょう。さらに、その人から誘われれば、自分は人妻と思っていても、一人の女性になってしまい、気が付いたら深くのめりこんでいた……ということもあります。

 

恋愛にまつわるイベントというのは、何歳になっても男女のイベントであり、不倫が横行する可能性も含まれているイベントです。自分には関係ないとは思わずに、配偶者の動向を監視してみて下さい。そして少しでも気になることがあれば、探偵にご相談くださいね。

 

東京都調査業協会

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第245回:《探偵》夫婦の間で「浮気しているかも」と思ったら大体はクロ? https://www.tochoukyou.jp/column/zcolumn004-209.html Mon, 22 Jan 2024 22:44:23 +0000 https://www.tochoukyou.jp/?p=5772 どんなに仲のいい夫婦でも、どんなに仲の悪い夫婦でも、相手が浮気をすると気づくものです。もし気づかないのであれば、付き合っていた期間が短い場合だったり、結婚して間もない頃だったりする場合でしょう。

 

どんなに仲のいい二人とはいえ、赤の他人が共同生活をするにはストレスがかかります。そのストレスを少しでもなくすためには、相手の行動に慣れるしかないのですが、慣れるためには相手のことをよく見る必要が出てきます。

 

そうやって相手をよく見ながら結婚生活をしていくので、結婚生活が長ければ長いほど、他人ではわからないようなちょっとした変化がわかってしまうというわけです。

 

ただ両方が同じタイミングで不倫をしている場合は気づかない可能性があります。外での出来事に舞い上がりながらも、家でどうやって平常心を保とうかとするので、今までと全く同じではいられないのですが、お互いに余裕がないため気づけないのです。どちらも自分の不倫がばれないようにという事だけに意識が向いているためです。

 

また奥さんが妊娠をしているときに、旦那が浮気をするというのはよくある話ですが、あれは奥さんが相手をしてくれなくなるから、という理由ではありません。奥さんが妊娠をして余裕をなくしているので、今なら浮気をしてもバレないだろうという気持ちがあるからです。

 

ですが、妊娠中の奥さんはおなかの子どもの幸せを考えているので、旦那さんがいつもと違う行動をとっていれば意外と気づきます。そして、妊娠中に浮気をしていると確信すると、そこから夫婦仲がよくなることはほぼないでしょう。

 

また不倫をして気づかれないタイミングというのは、片方が親の介護をしているときであったり、片方が何か趣味のようなものに没頭しているときです。そういった時は、相手がいつもと違う行動をとっていても、それほど意識を向けていないので見逃してしまいます。

 

ただ、趣味に没頭している間に、片方が不倫をしたというのが発覚した場合、その夫婦にもよりますが、離婚にはならずお叱りだけで済む可能性はあります。しかし、親の介護をしているときに、片方が不倫をしていた。特に相手の親の介護をしているときに、不倫をしていたとなると、離婚以外の選択肢がなくなってしまいます。

不倫をするならタイミングを見てというわけではないですが、相手がどういう状態の時に不倫をしたのかによって、その後の対応が違ってくるのは当然のことです。

 

不倫をしてバレない場合もありますが、配偶者が何も言ってこなかったとしても、バレている場合もあります。不倫がバレているのに何も言ってこない場合は、子どもが関わっているか、配偶者がお金をため終える、もしくは仕事が軌道に乗るまで我慢という可能性もあります。

 

熟年離婚の理由の中にも、過去の不倫が関係していることがあります。不倫をした側にとっては一時の遊びのつもりであっても、それを許せずにずっと恨んだまま過ごすことができるのが女性です。

 

また、浮気をするのは夫側だけではなく、妻側が浮気をすることもあります。よく女性の浮気は気づかれにくいと言われています。それは旦那さんが日中は家にはおらず、夜に帰ってくるだけだからでしょう。しかし、休日に家にいるのであれば、妻の違和感に気づける人もいます。

 

では、男性も女性も、不倫をするとなぜ配偶者にばれてしまうのでしょうか?

 

不倫相手の香水が残っていた、もらったプレゼントを飾っていた、服の趣味が変わった、髪型が変わった、下着が綺麗になったなど物的証拠がある場合は、バレるのは当然ですが、そういうのがなくてもバレるときはバレます。

 

夫婦で生活をしていると、どうしても男女が一緒に住んでいるという感覚ではなくなり、家族で暮らしているという感覚になっていきます。家族になると、相手から女性として見てもらえなくなったり、男性として見てもらえなくなったりします。中には何年たっても、恋人気分のままで生活をしている人もいますが、そういう人は稀です。

 

でも人は、何歳になっても自分の年齢は若いころのままです。実年齢が40代になっても50代になっても60代になっても、プライベート時の感覚は20代のまま。そのため、何歳になっても女性として見られたい、男性として見られたいという気持ちがあります。でも配偶者は見てくれない。でも、配偶者じゃない人は見てくれる……そうなると、自分を異性として見てくれる人に心が揺れてしまうのは仕方のないこととも言えます。

 

ただ、異性として見てくれるからと言って食事デートに行ったり、ホテルに行けば不倫です。既婚者は不倫をしてはいけないという決まりがあるので、それを破ってまで、他人から異性として見てもらいたいのかどうか、という事も考える必要があります。

 

不倫は基本的には衝動的に行っていることが多いので、そんな風に冷静に考えられるのであれば、不倫はしないと思いますが……。

 

ただ、異性として見られたいという欲求は、熟年夫婦のどちらも思っている可能性は非常に高いです。それもあって、片方が不倫をしている場合、いつもと違うという事に気づきやすいのかもしれません。ずっと父親や母親の顔しかしていなかったのに、急に男性や女性の顔になっている。恋人同士だった時の雰囲気に戻っている。その理由が自分ではないとしたら、それは……。

 

他人にはわからない小さな違和感でも、夫婦であれば気づけるというのは、そういうところにもあるのでしょう。

 

もし夫や妻の様子がいつもと違うと思ったら、本人に直接聞く前に、違和感の正体を少しだけ探ってみて下さい。そして、これは浮気をしているかもと思ったら、深くは詮索せずに探偵に相談しましょう。浮気を疑われていると思っている人と、浮気をしているけど気づかれていないと思っている人では、後者の方が調査もしやすいですし、簡単に証拠を取らせてくれるからです。

 

夫や妻が浮気をしていることが確定しても、必ずしも離婚しなければいけないわけではありません。それを決めるのは、浮気をしていない側です。自分がどうしたいのかを考えるためにも、事実は証拠とともに手元に置いていた方が揉めなくてすみます。お気軽に探偵事務所に相談してくださいね。

 

東京都調査業協会

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防犯ニュース 令和6年 No.01 https://www.tochoukyou.jp/news/news261.html Wed, 17 Jan 2024 05:17:57 +0000 https://www.tochoukyou.jp/?p=5767
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