2020-04-28

    日本ではだいぶ「かかりつけ医」というのが浸透してきました。外国ではすでに「かかりつけ医」のいる人が当たり前になっているところもあります。ただこれもいい方を変えているだけで、よく行くお医者さんのことなので、この言葉ができる前からそういったお医者さんがいる人もいたでしょう。

     

    かかりつけ医を作っておくと便利なことは何でしょうか?

     

    関係性がすでにできているので、ちょっとした情報でも理解してくれたり、ちょっと困ったことがあったときにすぐに相談しやすいところです。さらに言うなら、困ったことが起きたときに、どこの医者がいいんだろうと慌てて探す必要性がないというのも、患者さんからすると一番魅力的な点ではないでしょうか。

     

    こんな風に「かかりつけ医」は、突発的なことが起きたときでも、ちょっとした悩みができた時にでもあると安心する存在です。これは探偵でも同じことが言えるのではないでしょうか?

     

    例えば、これぐらいの悩みだったら自分で解決できるかなと思って頑張ってみたものの状況を悪化させてしまったり、これぐらいの悩みだったら自分が我慢すればいいと思って内に閉じ込めてしまったり……。または、本当に困った状況になったとき、慌てて探偵を探してみたら、悪徳探偵に捕まってしまった……というのでは、目も当てられません。

     

    人が正常な判断をするには、その人本人も正常である必要があります。何か悩み事があったり、苦しんでいることがあったりする時に冷静に判断できる人なんてほとんどいません。本人は冷静だと思っていても、何も悩みがない時の自分に比べるとやはり違うものです。

     

    だからこそ、もしもの時のために事前に「かかりつけ医」ならぬ「かかりつけ探偵」を作っておくことをおすすめします。

     

    今回はこの「かかりつけ探偵」を作るまでのステップをご紹介します。

     

    STEP1

    探偵事務所の目星をつけておく

     

    初めにすることは、どんな探偵事務所があるのかを調べることです。ただし、この時に覚えておいてほしいが、探す時はあなたが全く悩んでいないときがベストということ。

     

    悩みや問題を抱えていないときの人は、冷静な判断ができる状態です。その冷静な目で家の近くにある探偵事務所から順番に検索をしていきます。

     

    HPを見てみると、意外と自分がイメージしていた探偵像とは違うことがわかるかもしれません。人によっては探偵は浮気調査ぐらいしかしないんだろうと思っている方もいます。そんな人にとっては、探偵事務所のHPを見ることで新たな発見をすることもあるはずです。

     

    探偵にどんな相談をしていいのかを再確認できますし、こういう困ったことがあったときには探偵に相談すればいいのかという理解も深まります。

     

    HPの好みは人それぞれ出すので、自分が気に入った個所をピックアップするだけで充分です。ただきちんと見てほしいところは一か所。HPに「探偵の届出」がちゃんと載っているかどうかだけは確認しましょう。

     

    探偵の届出は探偵業を仕事として行う際には必ず出すものです。中にはこれを出していない探偵事務所もいますが、それは違法とみなしてください。ただHPに載せていないだけという探偵事務所もありますが、基本的にはこれを出すことが義務づけられているので、探偵と普段関わり合いがないという方は、探偵の届出があるかないかでふるいにかけた方が安全です。

     

    STEP2

    実際に足を運んでみる

     

    いくつか探偵事務所をピックアップしたら、HPに書かれている住所に実際に足を運んでみましょう。県をまたいだところの探偵事務所をピックアップしてしまったなら、それはとりあえず保留にしておいても大丈夫です。

     

    今は探偵の届出があるので、ほとんどなくなったのですが、たまにHPに書かれている住所に行っても探偵事務所が存在しないという場合があります。

     

    家の近所にある探偵事務所を一つもピックアップしていなかった場合は、とりあえず一軒だけ探しておいて、実際に見に行ってみるというだけでもいいでしょう。

     

    ここで大事なことは、住所が書かれた場所に探偵事務所が実在するかどうかということと、探偵事務所がどの程度ちゃんと宣伝をしているかです。事務所の窓に探偵事務所と張り紙をしていたり、ビルの名札のところに探偵事務所と書かれていたりすれば、普段からその事務所に依頼人を呼んで相談を受けている探偵だということです。

     

    とくに探偵にこれまで縁もゆかりもない人であれば、こういったところに着目してきちんと安心できるかどうかを確認しましょう。

     

    SETP3

    実際に相談をする

     

    SETP1とSETP2は事前の準備でしたが、SETP3からは、実際に悩み事が発生したときに行うことです。SETP1とSETP2を経ているので、これまで探偵に依頼をしたことがなかった人でも、探偵がどんな相談に乗ってくれるのかを理解していると思います。

     

    悩み事ができたら、すぐに電話相談かメール相談をしてみましょう。電話やメールをする際には、1社ではなく2、3社同時に行うことがポイントです。探偵にも色々なタイプの人がいます。自分と合う人は誰なのかを見極めるためにも、数社同時というのが一番です。

     

    電話相談、メール相談が終わったら次は対面での相談になります。対面相談も1回目は無料のところがほとんどですので、ここも2社ぐらい同時に行う方がいいでしょう。

    そしてここなら大丈夫そうというところに依頼をしましょう。

     

    SETP4

    探偵との関係性を築く

     

    一度依頼をしてみて、この探偵なら信頼できると思ったら、小さな悩みが発生した時にでも依頼をしてみましょう。探偵に依頼をすると1回100万円ぐらいかかってしまうと思っている方もいますが、案件によってはそんなに高くはありません。気軽な金額で相談できる案件もあります。

     

    大きな相談や小さな相談を行っている内に、その探偵との絆ができるようになり、あなたの「かかりつけ探偵」となっているでしょう。かかりつけ探偵がいると、本当に誰にも相談できないような出来事が起きた場合に、誰よりも心強い味方になってくれます。物的証拠を集めてくれるので、裁判沙汰にも強いのが探偵です。安心して以来をしましょう。

     

    以上が「かかりつけ探偵」を作るまでのステップでした。

     

    今はステイホームと言われている期間です。この時間を有効に使うためにも、まずは探偵事務所を検索してみませんか?

     

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