2020-10-14

    悩み事を抱えていても、「よし、探偵に相談をしよう!」と気軽に思えないのはどうしてでしょうか?

     

    悩みがあるけど、それが探偵に相談できることだとは知らなかったという人もいれば、探偵って本当に実在しているのと疑っている人もいるでしょう。でもそうではなく、「この悩みなら本当は探偵が一番相談に乗ってくれるはず」と思っても動けない人も多いのです。

     

    その理由は、探偵に相談することのハードルの高さです。

     

    ハードルが高いから、気軽に「相談しよう」とはならないですし、人によってはハードルが高いことを意識しないようにして、私には関係のない存在と思い込んでいる場合もあります。

     

    ではなぜ、探偵に相談することは「ハードルが高い」と思うのでしょうか?

     

    ここを分解できれば、これまで探偵に対してハードルが高くて相談ができなかったという人も、気軽に相談できるようになるかもしれませんよね。

     

    探偵に対してハードルを感じる原因としていくつかあります。今回は3つのパターンをご紹介しますね。

     

    ・探偵が怪しい存在だから

     

    そもそも探偵を信用していないので、そこに相談をしようとするのはハードルが高いと感じている場合です。

     

    実際、探偵という存在を怪しいと思っている割合は多いのではないでしょうか。これだけオープンになってきた世の中ですが、それでもまだ探偵はどこか架空の人物というイメージがあります。

     

    意識をしてみれば、そこかしこに探偵事務所の看板を見かけるのですが、事務所なんて本当に存在しているのと思っている人が多い職種です。

     

    探偵に相談をするということは、人には言えない(言いづらい)悩みを抱えているという事になるので、あまり「この前、探偵に依頼をしたんだよね」とは言わないものです。そのせいで、身近な人が本当は探偵に依頼をしていたとしても知らないため、自分が相談をするようなことに悩まされたときに、本当に相談をしていいのかと悩んでしまうのでしょう。

     

    他のサービスであれば、他の人も気軽に行っているから、私も行こうとなりますが、探偵にはそれがないため、「存在自体が怪しい」となるのでしょう。

     

    ・探偵に脅されるのではないかと思うから

     

    先ほどの項目と似ていますが、探偵を完全闇稼業だと思っている人です。確かに、探偵事務所を検索してみると、「騙されるな」「悪徳探偵」といったワードを見かけます。

     

    こういった探偵は、残念ですが確かに存在しています。ですが、それはごく一部。大多数の探偵は悪徳探偵ではありませんし、依頼人からぼったくろうともしませんし、依頼内容を脅しのネタにすることはありません。

     

    また探偵が裏家業ではないのか、ということを本気で思っている人がいますが、それはあり得ません。まだまだ知らない人が多いのですが、探偵事務所は誰もが勝手に開業できるものではないからです。

     

    探偵事務所を開業するためには、公安に届出を出す必要があります。つまり、探偵は警察と全く無関係の存在ではないということです。

     

    この届出も、一度出すと一年に一度、公安から探偵事務所に書類の監査が入ります。イメージとしては、企業に税務署の人が監査にくるというようなものです。公安は、届け出通りの場所に事務所があるのかということも毎年確認し、不備や不自然な点があれば改善を要求してきます。その要求を無視していると、公安のホームページ上にその探偵事務所が問題を起こしたということを発表し、届出をはく奪されます。

     

    また探偵事務所のHPや事務所には、公安への届出を飾ることが義務化されており、それをしていない探偵事務所は届出がない可能性があるため、依頼をしない方がいいでしょう。ですが、届出のある探偵事務所であれば、少なくても裏家業をしている探偵事務所ではないことは確かです。

     

    ・探偵に相談することが後ろめたい

     

    探偵がどうこうというのではなく、自分の気持ちとして「後ろめたさ」を持っている人は一定数いるのではないでしょうか?

     

    探偵が調査をすることは、個人のプライベートな事です。普通に関わっている分には、明かす必要のないことを、お金を使って暴こうとしているのですから、後ろめたさを感じてしまうのは仕方のないことかもしれません。

     

    ですが、それをしなければいけない状況に追い込まれている、ご自身のことにも目を向けてください。

     

    探偵に相談をすることは、対象とする人の普段は見えていない顔を覗き見ることとイコールではありますが、それを見ないと、あなた自身の心の平和が訪れないのであれば、これは必要なことです。

     

    例えば、配偶者が浮気をしているかもしれない。けれど、配偶者の行動を調査するために探偵に依頼をするのは、してはいけないことなのではないか、と思ったりしていませんか?

     

    確かに、家庭にいない時の配偶者の行動というのは、個人の自由ですし、プライベートな事です。何時何分に何のお店にいて、何を食べたとか、何時何分にどこに向かう電車に乗っていたとか、普段の生活においてそこまで詳しく話したりはしません。それをすべて、黙って明かそうというのは、例え配偶者であってもいけないことをしていると思ってしまう気持ちもわかります。

     

    ですが、何もしないままでは、「配偶者が浮気をしているかも」という疑いを晴らすことができず、不信感ばかりが募ってしまいます。

     

    大声で「だから探偵に相談するんだ!」とは言えなかったとしても、間違えた行動ではないということを覚えておいてください。あなたがしていることは、配偶者のプライバシー侵害ではなく、夫婦としてこの先も成り立たせることができるのかということを調べているだけなのですから。

     

    以上が大きく分けて3つある「ハードルの高さ」の原因です。当てはまることはありましたか?

     

    探偵に相談することのハードルの高さは、直接探偵に原因があるものもあれば、自分自身の心の中に原因がある場合もあります。

     

    多くの人に言って回ることではないかもしれませんが、探偵に相談をすることは決して悪い事ではありません。悩みがあるから相談をする。これは普通のことです。

     

    悩みがあるけど、探偵に相談するのはなぁと思った時に、なぜ自分はそう思ってしまったのかについて問いかけてみて下さい。そうすれば、探偵に相談することへのハードルが下がるかもしれません。

     

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