2023-05-23

    探偵に相談をすることといえば、対象は大人というイメージが強いのではないでしょうか。例えば、一般家庭でよくあるのは、夫や妻の不倫疑惑があるため、他に頼るところがなくて探偵に相談をする。このパターンが多いというよりも、このパターンでしか、探偵に相談をしようという風に考えないかもしれません。

     

    他にもあるとしたら、緊急もしくは長期での行方調査。親を探してほしいというものもあれば、行方不明になった子どもを探してほしいというのもあります。この場合の対象者は、大人だけではなく小さな子どもの場合もありますが。

     

    子どもの行方調査に関しては、メディアなどで報道されているものから、メディアでは報道されていないものまで様々あります。子どもが行方不明になることは、意外と多いのですが、対象者の子どもが小学生ぐらいまでであれば、自分の意志とは別に迷子になっている可能性が高いものです。

     

    ただ、中学生ぐらいになってくると、自分の意志で親元から離れている場合もあります。好きな人と駆け落ちをしたいという場合や、親が嫌だから、親と喧嘩をしたから、親がDVだから、理由は様々です。その場合は行方調査を行っても、子ども側の意見も一応聞くようにはしています。

     

    その他に探偵に依頼をするとしたら、ペット探しで依頼をしてくる場合もありますし、便利屋と同じような形で相談をしてくる場合もあります。依頼人が個人ではなく企業の場合は、新入社員の素行調査や現職員や現社員の素行調査が行われる場合もあります。

     

    これ以外に探偵に相談をすることとしては、あまりイメージできていない方も、まだまだ多いようです。このコラムでは何回か取り上げていますが、子どもの調査に関しても探偵は相談を受け付けています。

     

    家族とはいえ、子どもが年を重ねる度に、親と一緒にいる時間というのは少なくなりますし、子どもは親とは違う考えを持っているものなので、親側から子どもの考えていることを100%把握することはできません。

     

    ただ、子どもはまだ子どもですので、大人に比べると善悪の区別が曖昧だったり、物事に対して甘い考えを持っていることが多く、本人が悪い事をしているという自覚がないままに問題を犯していることもあります。

     

    最もポピュラーなものとしてはいじめ問題。子どもは簡単に、加害者にも被害者にもなりえます。いじめゼロの学校をうたっていたとしても、学校側がそう言っているだけで、実際にいじめ問題がゼロの学校はほとんどないでしょう。特に都内にある学校であれば、学校側が隠し切れないほどの大きな問題となっていて、学校周辺に住んでいる人からもあれている学校として見られていることもありますし、学級崩壊・学校崩壊をしていることもあります。

     

    そんなところに通っている子どもが、何ともなさそうだから、どちらでもないと思うのは早計です。程度の低いいじめを小学1年生からしていたり、されていたりした場合は、それが当たり前のこととして認識をしている可能性もあります。学校の先生たちが、いじめがあることを認めたくないために、子どもに怒ったりもせず、あえて目をそらしている場合、子どもたちには、それが悪いことだという認識がないこともあるのです。

     

    また子どもの間で行われていることで、他にも問題があるのが薬物問題。

     

    薬物は自分の家庭とは全く関係のないもの、という思い込みがありませんか?

     

    子どもがわかりやすく見た目から悪ぶっていたり、悪い人たちと付き合っていそうな雰囲気を出していれば、親としても気になってみていることが多いので、気付く可能性が高いかもしれません。

     

    けれど、薬物をする人というのは、見た目が派手な人とは限らず、普通の人が薬物に手を染めていることもあります。これは大人でも子どもでも同じです。ただ子どもの場合は、いじめ問題と同じで、服用している薬が、薬物だという認識をしていない可能性もあります。思春期の女子に人気が高いのは、「やせ薬」。男子の場合だと、背が高くなるための薬、といっている可能性もあります。

     

    そうやって、その子が今欲しいと思っているものや、普段コンプレックスを感じていることを解消してくれるものだと偽って、甘い誘惑を仕掛けてくるのです。

     

    また薬物は決して安いものではないため、子どものお小遣いだけでは段々と足りなくなっていきます。すると今度は、無茶なバイトを斡旋してきて、一度でもバイトを受けると、今度は抜けると言った時に、脅されて気が付くと戻れなくなってくるのです。

     

    こういった負のスパイラルに入ってしまうと、子どもが自分だけの力で立ち直ることは難しくなります。大人や親の介入が必要です。ただやみくもに、親が子どもに「薬物をやっているでしょ」「いかがわしいバイトをしているでしょ」という言葉を投げつけても、子どもは反発するだけです。また証拠はあるのかという風に言われてしまうかもしれません。それに下手につつくと、子どもが薬物をくれている人に相談をして、失踪してしまう可能性もゼロではありません。

     

    そうなる前に、探偵に相談をして下さい。親であっても、子どもが裏で何をしているのかの確証を得るのは難しいものです。ですが探偵であれば、秘密裏に行動をして、周りに誰にもバレないように行動をして、証拠だけを取ってきてくれます。

     

    探偵に相談をして、子どもが何をしているのかをはっきりさせることも大事なことです。子どもの様子がおかしいと思っても、本当に薬物をやっているとは限りません。他のことをしていることもありますし、本当に薬物をやっていることもあります。事実がどうなのかを確認してから、行動できるため、親側も落ち着いて行動することができます。

     

    もし子どもが薬物をしていいた場合は、調べている素振りは一切見せず、言い逃れできないような確証を一気に突き付けることで、子どもも折れやすくなるでしょう。

     

    子どもはまだ大人に比べると、したたかさはさほどありません。中学生、高校生、大学生だったとしても、やはり考え方は甘いものです。親として子どもを見ている中で、何か変だなと思ったら、まずは探偵に相談をしてみて下さいね。

     

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