2024-02-06

    日常生活の中で、「あ、探偵に相談しなくっちゃ」と思う場面に遭遇する人は、そんなにいません。企業であれば探偵に相談をするすることを考える部署もありますが、一般の人で定期的に探偵に相談をしなければいけない状況になっている人というのもいないものです。

     

    また、普段から探偵に相談することを考えて生活をしているわけではないので、どんな悩みを抱えた時に探偵に相談を考えればいいのかも気づいていない人たちもいるでしょう。わかりやすいのは不倫、人探しの2つではないでしょうか。あとは子どもの結婚相手の素行調査。ただ今はよほど家柄を重視する人でないと、結婚相手の素行調査はしないかもしれませんが。

     

    不倫をしている人は意外と多いのですが、定期的に会っているわけではなく1度きりの関係というような不倫の仕方をしている人の場合は、なかなか配偶者の人で気づくのは難しいですし、気づいたとしても1度きりの相手を探すことは不可能に近いところがあります。

     

    もちろん不倫相手が社内など普段から関係性のある場所にいる人であれば、突き止められる可能性はありますが、1度しか関係を持っていないと、関係を持ったことがあるという証拠を手に入れることができません。証拠写真として一番有用なのが、ホテルに入るところをおさえていることです。そういう意味でも、同じ人とは2度とホテルに行かないようなタイプの人の場合は、浮気の証拠を手に入れることは困難でしょう。

     

    不倫も長くなってくると、3年、5年、中には20年という人もいます。そこまで長くなってくると、不倫の証拠は手に入れられますが、基本は離婚しか道は残されていないでしょう。

     

    不倫調査で一番摘発しやすいのが不倫をし始めて2か月ぐらい経った時ぐらいです。不倫も恋人と同じく3か月で別れの危機が訪れやすいのですが、1か月が過ぎ2か月に差し掛かる時というとお互いのことを理解し合い、さらにもっと一緒にいたいと舞い上がる頃ですので、隠れて浮気をするという考えが頭から抜け落ちていることがあり、ボロを出しやすいからです。

     

    配偶者も、相手の浮気に気づくのは、相手が浮気をし始めて2週間ぐらい経ったときでしょう。いつもと何かが違うと感じ、焦り始め探偵に依頼すべきなのか、自分でもう少し確証が持てるまで自分で調べるかどうか、そんなことを考える時期です。気づく場合は、それぐらい早いという事です。

     

    ただ不倫も、一般の恋人たちと同じで、3か月以上続かない場合も多くあります。不倫だからと言って、みんなが長く続けられるというわけではないという事です。そうなると、不倫をした事実をしっかり表面化させておきたいなら、不倫の自然消滅を待つのではなく、3か月が過ぎる前に調べておきたいところです。

     

    話を最初に戻しましょう。

     

    色々な理由で探偵に相談をしたいと思った時、まずは何をすればいいのかについてです。

     

    探偵に相談をすることができるのは、浮気調査(不倫調査)、人探し、素行調査、いじめ調査などです。これらは一般的な調査内容ですので、一般の人からの相談を受け付けている探偵事務所であれば、どこでも引き受けてくれるでしょう。

     

    ですが、一般の人は探偵に相談をしなれていません。探偵事務所を探すときに一番多い検索ワードが「探偵事務所 〇〇(地名や駅名)」です。確かにこうすることで、身近な場所にある探偵事務所を探すことができます。ですがその後はどうするのでしょうか。

     

    探偵事務所は繁華街に何十軒とありますが、繁華街ではない場所にも複数の探偵事務所が存在します。そうなると、度の探偵事務所を選んでいいのかがわからないでしょう。検索をして一番上に出てきた探偵事務所を選べばいいのかというと、そういうわけでもありません。

     

    探偵事務所はどこも同じではなく、探偵事務所によってカラーがあります。得意分野もありますし、調査料金にも差がありますし、そこに所属している探偵も違います。どの調査が得意なのかは、基本的にはホームページを見るとわかるでしょう。書く探偵事務所のHPには浮気調査の文言が大きく乗っているかと思いますが、そのほかの調査の扱いがどうなっているかで判断することができます。

     

    浮気調査だけを一番大きく書き、そのほかの事にはそれほど触れていないのであれば、その探偵事務所は浮気調査をメインに行っているのでしょう。しかし、浮気調査に次いでもう一つの調査、例えば素行調査を大きく取り上げている場合は、素行調査が得意な探偵事務所という可能性もあります。

     

    浮気調査を依頼したい人は、浮気調査と他の調査な言いようが対等に書かれているところよりは、浮気調査を大きく取り上げているところにお願いをした方がいいですし、浮気調査以外を依頼したい場合は、浮気調査と同じぐらいか二番目に取り上げている調査のものを大きく取り上げている探偵事務所を選ぶといいでしょう。

     

    ニッチな調査を依頼したい場合は、浮気調査を含め、全てが均等に書かれている探偵事務所を選んでみてはいかがでしょうか。

     

    また調査の腕はよくても、探偵事務所のホームページに力を入れていない事務所も存在しています。その場合は、メールで連絡をしたり、電話で直接問い合わせてみましょう。その探偵事務所の得意分野を割り出すのは難しいかもしれませんが、対応がしっかりしているところであれば、ある程度は安心ができます。

     

    探偵事務所の中には問題を抱えているところも存在しますし、探偵事務所自体は問題がなくても、中にいる探偵と合わないという事もあります。探偵事務所に問い合わせをしたら必ずしも調査を依頼しなければいけないというわけではないので、自分の感覚を信じて調査をするかしないかの決断をしましょう。

     

    精神的に追い詰められている状態で探偵に調査の依頼をする人が多いので、冷静な判断をするのが難しいとは思いますが、自分と合う探偵事務所にお願いする方が調査もスムーズにいくものです。調査の契約をするまでは、冷静さを忘れないようにしましょう。

     

    ただどうしても探偵事務所を選ぶことができない場合は、当協会のように探偵事務所がたくさん加盟している探偵協会に探偵事務所を探してもらうのも一つの手ですよ。

     

    東京都調査業協会

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