2025-02-04

    同じ家に住んでいる家族というのは、普段そこまで気にしていなかったとしても、他の人であれば見逃すようなことでも気づく存在です。

     

    ただ、普段から細かく見ていなければ、「○○がいつもと違う」というふうに的確には言うことは出来ないでしょう。ですが、「なんか違和感を覚える」というぐらいであれば、感じます。その感覚を大事にした方がいいということです。

     

    違和感を覚えたら、少し意識をして見るようにしてみると、だんだんとどこに違和感があるのかが見えてくるかもしれません。気のせいだと思って放置したり、違和感はあるけど忙しいから気にしている場合ではないと思って放置すると、その違和感の正体が最悪の状態で知ることになる可能性もあります。

     

    そもそも、なぜ違和感を覚えるのかというと、無意識であっても、家族の取る行動というのは、毎日一緒に生活をしていると肌で感じ取っています。朝はこういう動きをしたり、こういう感情になる、昼はこう、夜に家に帰ってきたらこうというふうに、人は基本ルーティンの中で生きています。

     

    毎日違う行動、違う精神状態でいるということを、何も問題を抱えていない状態でしている人はいないと言ってもいいでしょう。ですが、じゃあ夫はどういう行動を取るのか、妻はどういう行動を取るのか、息子はどういう行動を取るのか、娘はどういう行動を取るのかというのを、事細かに言葉にすることは難しいものです。把握しているのに、感覚としてだけしか把握していないので、そうなるということです。

     

    だから、普段と違う行動を取られると、何か違う気がするという違和感に繋がるというわけです。

     

    では、家族に違和感を覚えた場合に、放置をしているとどうなるでしょうか?

     

    例えば夫が不倫をしていた場合、放置をすることで愛人にのめり込み、愛人との間に子どもを作ってしまうかもしれません。さらに、生まれた子どもと一緒に遊びに出かけたり、養育費も支払っているとなると、受ける衝撃は相当なもののはずです。

     

    ですが、違和感を覚えたその時に、すぐに夫に話をしてみたり、注意深く観察してみると、女の影がちらついていることに気付けたかもしれません。そうすれば、不倫をしていた事実は変わりませんが、不倫相手との間に子どもが生まれるということはなかったでしょうし、その子どもに対して養育費を夫が払うということもなかったでしょう。

     

    次に妻が詐欺に引っかかっていた場合、放置することで家庭崩壊に繋がる借金地獄が生まれるかもしれません。詐欺師も、初めから多額のお金をだまし取らないものです。なぜなら相手が警戒をしてしまうからです。そのため、初めは信用してもらうために、少額の金額から始めます。それを何度か繰り返し、その後高額の金額をだまし取るという手口もあります。

     

    もし違和感を覚えたその時に行動を起こしていれば、すでに10万~100万ぐらいの借金ができているかもしれませんが、1000万円など高額な借金にはなっていなかったでしょう。

     

    次に息子が薬物に手を出していた場合、放置することで薬物の摂取をしすぎて薬物依存症になったり、薬物を売る側に回り犯罪者になったりしてしまうかもしれません。

     

    ですが違和感を覚えたその時に行動していれば、薬物に手を出したばかりの頃なので、依存症にはなっていないでしょうし、悪ぶって薬物を購入したものの、体内に入れる勇気がなく机に入れっぱなしになっているだけかもしれません。そうすれば、被害はかなり小さい状態で押さえられたはずです。

     

    次に娘がパパ活をしていた場合、放置することで質の悪いパパと出会ってしまい、性犯罪が行われたり、楽して稼げるという感覚が当然のものとなってしまって社会復帰が難しくなったり、裏ルートのAVビデオなどに知らない間に出演していたりするかもしれません。

     

    もし違和感を覚えたその時に行動を起こしていれば、食事や買い物をしてお小遣いを貰うということを数回している程度で止めることができ、「もうこんなことはしちゃダメよ」と怒るだけですんだはずです。

     

    つまりどの場合も放置をしているせいで、状況はさらに悪化してしまうということです。

     

    もちろん、今例に挙げた事以外であっても、他の何か人には言えないようなことをしている場合もあります。そんな時に、一番に気付くことができるのは、やはり家族しかいません。家族に対する違和感に早く気付くことができればできるほど、家族を立ち直らせることができると思うと、考え方も変わるのではないでしょうか。

     

    また、今あげた例は、確かな証拠はなくても怪しいというだけで、探偵に相談をすることも出来ます。家族の行動調査は家族からの依頼であれば何も問題はありません。探偵に調査の依頼をし、調査をした結果何も変わった様子はなかったという場合もありますし、決定的な証拠を持ってくることもあります。

     

    そのため、もし息子や娘など子どもに違和感を覚えた場合は、夫婦で相談をしてから、一緒に探偵に相談をしに来た方が良いかもしれません。何かを疑っている時点で、心の準備は出来ていると思っていても、決定的なところを目の当たりにしたときの衝撃はあるものだからです。

     

    夫に問題がある、妻に問題があるという場合は、子どもと一緒に相談をしにくるのではなく、一人で相談をしに来た方が良いかもしれません。大人が問題を起こす場合と、子どもが問題を起こす場合とでは、また意味が違ってくるからです。

     

    表題にもどりますが、家族に違和感を覚えたら、まずはその家族のことを気にかけるようにしましょう。忙しい、後回しでいい、自分には関係ないというふうに思っていると、今回お伝えしたように、後悔だけが残ってしまう未来が来てしまうかもしれません。

     

    また何の確証がなかったり、確証を得ようとしたけれど煙に巻かれて探れなかったりした場合も、探偵に相談をしてみましょう。どんな状態であっても、色々な事例を調査してきた探偵であれば、必ず不安な気持ちに寄り添って、その人の真実を伝えてくれます。

     

    まずは何でもいいので行動から始めてみて下さいね。そしてその次に、探偵に相談が何よりベストですよ。

     

    東京都調査業協会

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