2026-01-14
第339回:《探偵》自分の子どもの事も探偵に相談ができる
子どものことで悩んでいる親は、世の中にはたくさんいます。ですが、悩んでいる親が探偵に相談をしようと考える人はいるでしょうか?
子どものことで悩んでいるのに、そこでどうして探偵が出てくるのかが分からないという人の方が多いかもしれません。
探偵といえば、どうしても不倫調査や浮気調査というイメージが強いため、男女のことでトラブルがあった時に相談をする場所と思いがちです。もちろん、不倫調査や浮気調査は行っていますし、男女のトラブルがあった時に探偵に相談をするというのは正しい考えです。しかしそれだけではない、というところがミソといえるでしょう。
ただ子どもの夜泣きがひどくてノイローゼになりそうという時に、探偵に相談をしても意味はありません。探偵はカウンセラーではないからです。けれど、小学校に通っている子どもの雰囲気がいつもと違う気がするという時は探偵に相談をするといいでしょう。
素行調査というのも探偵が得意とする定番ですが、その素行調査の対象を子どもにすることができます。そこで分かることは小学校に通っている子どもが、どういう状況下に置かれているのかを知ることができるということです。それは調査をしないと見えてこない部分ともいえます。
例えば子どもに直接、「最近様子が変だけど、学校で何かあったの?」と聞くことも出来ますが、全員が全員、本当のことを言うとは限りません。
小さな子どもが親に隠し事をしてしまうのは、親に言うのが恥ずかしいから、現在の自分の状況を知られたくないから、言葉にしたくないことを抱えているからという場合がほとんどです。
反抗期を迎える前の子どもであれば、大抵は起こったことを全部聞いてほしいという気持ちが強いため、親が聞く前に何でも話してしまいます。それなのに話そうとしないというのは、何かがあるということでしょう。もちろん、子どもによって様々な性格のタイプがありますから、元々引っ込み思案で自分のことを話したがらないという場合もありますが。
また親子関係が初めからこじれている場合は、これに当てはまらない場合もあります。親が子どもに信用されていなければ、子どもは安心して自分のことを話そうとはしないからです。そうではなく、普段なら何でも話をするのに、話をしなくなったという場合は、何か隠したい出来事が起こっている可能性が非常に高いと言えるでしょう。
例えば、イジメに遭っている場合、本当は嫌なのにイジメの加害者になっている場合、悪い事だと理解しているのにイジメの加害者になっている場合は、親には話さないでしょう。
子どもが隠している、その事実を探偵が素行調査をして、今何が起きているのかをお伝えすることができます。
その結果、知ることになる事実は、目をつぶりたいことという可能性は非常に高いのですが、放置している方が状況は悪化する場合がほとんどですので、子どもの問題だったとしても親の介入が必要な場合もあります。
もし調査の結果、子どもがイジメに遭っていることが発覚したら、学校やイジメの加害者に話をつけに行くのではなく、子どもとちゃんと向き合う必要があります。子どもがイジメの加害者だった場合もそうです。
子どもと真剣に向き合い、その後で学校側やその相手と交渉の場を設ける必要があります。その際に、探偵に調査を依頼した報告書が生きます。相手が言い逃れできない確かな証拠があれば、それを基にイジメは確かに起こっているということを認めさせて、辞めさせることができるからです。
ただイジメはとてもナイーブな問題ではあるので、解決までには時間がかかる場合もありますし、証拠があってもイジメ問題が解決しないこともあります。まだ大人のイジメの方が、イジメの加害者が「人の目」「世間の目」を気にするため、証拠があれば止められる可能性が高いのですが、子どもの場合は理屈では理解できないため、分からせるまでに時間がかかってしまうのです。それでも、親が何も介入をしないまま放置をするよりは、何倍もいいはずです。
また子どもの挙動がおかしいと感じるのは、小学校の年齢だけではありません。中学生、高校生、大学生と、世間の常識も理解できる年齢になっても、気になる行動をとる子どもはいます。そして、年齢が上がれば上がるほど、嘘をつくスキルも身についていますし、親に反発する子どもも出てくるため、子どもに聞いてもはぐらかされてしまう場合があります。
そして、小学生ではなく、中学生以上になると大人と関わることも出てくるため、イジメ問題だけではなく、他の犯罪に巻き込まれている可能性もあります。例えば、クスリがらみの問題や、援助交際、軽犯罪のあっせん、半グレ集団との関係なども考えられます。こういった所に関わってしまっている場合、一番近くにいる親が気づいて、子どもとそういったものとの関りを無理やりにでも引き離させる必要があるでしょう。
そんな時にも探偵は役に立ちます。まずは探偵に子どもの身辺調査を依頼し、子どもが現在何と関りを持っているのかを把握しましょう。そして、犯罪に関わってしまった場合はそのまま子どもと一緒に警察に行くことをお勧めします。犯罪に関わってはおらず、物事から手を引くだけで収まるものであれば、家族会議を何度も行って子どもの意識を換えさせることが大事です。
このように探偵は、子どもの事で悩んでいることに対しても調査を行い、子どもの悩み、家族の問題を解決するための初手として使うことができます。もし子どもの事で何か悩んでいることがあるのであれば、今回の内容に当てはまっていても、当てはまっていなくても一度相談をしてみてください。
この悩みが本当に探偵に相談であっているのか、あっていないのかが分からなくても気にせずに相談しましょう。もし探偵の調査外の話だったとしても突き放したりはしません。適切な相談場所をお伝えさせていただきます。
もしかすると、探偵が調査することで解決できる内容ということもありますので、探偵事務所のホームページに子どものことが書かれていなかったとしても、気にせずに連絡をしてみてくださいね。






