2019-05-17

    誰もが簡単に、「そうだ、探偵に依頼しよう!」という気持ちになるわけではありません。悩み続けて、どうしようかと迷い、やっぱり依頼したほうがいいのかもしれないと思い、電話をされる方がほとんどです。中には、電話をしながらも、まだ依頼をするかを悩んでいるという方も多くいらっしゃいます。

     

    では、依頼人の気持ちとして、どういう状態になったら、探偵社を探して、依頼をするのがいいのでしょうか?

     

    困っていることがあるのに、探偵なら解決できそうなのに、でも依頼するほどでもないなんて思っている人も、どうしたらいいのかわからなくてそのままになっている人も、こういう状態なら、ぜひ電話をかけてみてください。

     

    ■浮気の場合

     

    「100パーセント夫(妻)が浮気している確信がある」

     

    この場合、探偵に依頼すべきでしょうか?

     

    答えはまだ決められません。浮気をしているとして、そのあと自分がどうしたいのかがわからないからです。

     

    「100パーセント浮気をしているし、私は離婚をする意思がある」

     

    と、ここまで思っているなら、先に弁護士に連絡を取るのもいいですが、浮気をしている夫(妻)が離婚をしようと言っても、簡単に承諾しそうにないなと思ったら、弁護士よりも先に探偵に依頼する方が、解決は早くなります。ですが、弁護士と探偵は提携していることが多いので、先に弁護士に連絡をしてから、弁護士から探偵を紹介してもらうのもいいでしょう。

     

    「100パーセント浮気をしているけど、自分の気持ちがわからない」

     

    この場合は、弁護士に連絡をするよりも、探偵に連絡をして、まずは自分の気持ちを聞いてもらうのがいいでしょう。探偵はカウンセラーではないですが、カウンセリングまがいのことをおこなっている探偵も、最近は増えてきました。それに、なかなか人に話しづらいことでも、探偵なら話しやすいというのもあるはずです。探偵に話しているうちに、自分の気持ちが見えてくる可能性もあります。

     

    「100パーセント浮気しているけど、別れる気はない」

     

    この場合は、探偵に依頼をしなくてもいいかもしれません。ただ、確実な証拠を突き付けて、今すぐ相手と別れてほしいという意思があるなら、探偵を雇うのもいいでしょう。もしくは、夫(妻)の性格的に証拠がなくてもばれていると思ったら謝ってくれる相手であれば、直接本人に伝えてみてもいいかもしれません。

     

    ■いやがらせ、ストーカー、つきまとい

     

    「もう何年もストーカーにあっているけど、どうしたらいいかわからない」

     

    探偵に依頼をするのは勇気のいることかもしれませんが、これまで長い年月の間は直接的な危害を受けていなくても、いつ豹変して直接的な危害を加えるようになってくるのかわかりません。今すぐにでも、探偵に電話での連絡をしてほしい状態です。嫌がらせやストーカー被害にあっている人は、探偵ではなく警察に相談をしに行く人もいますが、実害がない嫌がらせやストーカー行為では、警察は動いてくれません。

     

    「何もしてくれなかった…」と言って落ち込むのであれば、初めから警察ではなく探偵に電話をしましょう。

     

    「なんとなく誰かに見はられている気がする」

     

    ストーカー、つきまとい初期の段階です。気のせいかもしれないし、そうじゃないかもしれない。思い過ごしの場合もありますが、確証を得てから依頼をするというのも怖いものです。確証を得ようとして、本当にストーカーやつきまといの人がいた場合に刺激を与えてしまい、取り返しのない状態になってしまうこともありますので、探偵に電話をしてみましょう。

     

    「うちには盗聴器が仕掛けられている」

     

    ドラマや映画の世界では盗聴器が当たり前に出てきますが、一般の人の家に盗聴器が仕掛けられることはほぼありません。芸能人などの有名な人であれば可能性はありますが、元恋人が盗聴器を仕掛けるということもめったにないことです。探偵の中には、盗聴器発見器を持っている探偵社もありますし、それ専門の会社もあります。盗聴器が見つかることを期待するのではなく、盗聴器なんてなかったということを安心材料にしたいなら相談してみてもいいかもしれません。

     

    ■行方不明

     

    「息子(娘)が家に帰ってこない」

     

    子どもが未成年の場合は、探偵よりも警察に相談する方がいいかもしれません。警察の動きが悪いと思ったら、同時並行で探偵にも連絡をしましょう。急ぐ必要はありますが、焦るあまり悪徳探偵に捕まらないようにするのが大事です。

     

    ただ行方不明者が大人の場合、自分の意志で雲隠れしている可能性があります。この場合、警察に相談しても事件性がなければ動いてくれないので、探偵に相談をしましょう。

     

    「おじいちゃん(おばあちゃん)が家に帰ってこない」

     

    これも、行方不明者が大人のため、たとえおじいちゃん、おばあちゃんに認知症が出ていたとしても、警察は動いてくれない案件です。地元密着型の探偵や便利屋などに相談をして、すぐに動いてもらうようにしましょう。

     

    ■その他

     

    「〇〇部の〇〇さんが、最近怪しい行動を取っている」

     

    横領をしているように感じる社員の信用調査を考えている場合は、そういった信用調査が得意な探偵を吟味してから、電話での相談をした方がいいでしょう。そこまで緊急性があるわけでもないので、落ち着いて電話相談をすることをお勧めします。

     

    「会社が赤字続きで、近いうちに大量のリストラを出そうとしているという噂」

     

    この場合は、噂を調べるために探偵を雇うのは意味がない行為です。もちろん、探偵に依頼をすれば、その真相は明かしてくれるかもしれません。ですが、会社がリストラを出すことを決めているのが本当だということが分かったとして、その後どうするつもりなのでしょうか? 法律で言えば、会社が社員をリストラすることに問題はありません。それも経営戦略の一つだからです。だったら、探偵を雇うお金を別のことに使い、リストラされた後の身の振り方を考えていた方がいいでしょう。

     

    こんな風に、探偵に依頼をするかしないかは悩みによって違います。ですが、ほとんどの場合は、とりあえず電話してみるという感じでもいいかもしれません。「こんな悩みぐらいじゃ、探偵に依頼するのもおかしいよね」ということはないので、大ごとになる前にぜひ一度電話相談をしてみてください。

     

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