2019-07-16

    SNSやネットでのトラブルと探偵に相談と言われても、あまりピンとこない方も多いかもしれません。

     

    むしろ探偵は、そういったことが「苦手なのでは?」と思っている方もいるでしょう。

     

    一般的な探偵のイメージは、ドラマや小説に出てくるような探偵のため、ハードボイルドだったり、時代錯誤な雰囲気だったり、むしろネット回線もなかったり……。ですが、それでは今の時代、いくらどんなに凄腕の探偵と言えども、食べて行くことは出来ません。

     

    探偵も時代の流れに取り残されることなく、時代の波に乗って常に新しい情報を得ようと邁進しています。ネットやSNSの勉強も怠っていませんし、これからの最先端の技術の情報にも精通している探偵もいます。

     

    実際に探偵に相談をしに来られる方の中にも、SNS関連によるトラブルによって困っている方もいらっしゃいます。

     

    それでは、SNSに潜むトラブルとはどんなことが考えられるでしょうか?

     

    ■アカウント乗っ取り

     

    第三者にアカウントを乗っ取られてしまい、自分は投稿をしていないのに、勝手に投稿されてしまったり、秘密にしておきたいことを暴露されたりしまうなどの被害。場合によっては、乗っ取ったアカウントとつながっている人たちに対してもウイルスを流したり、繋がっている人のアカウントも乗っ取ろうとしたりすることもあります。

     

    一時期、アカウントを乗っ取ったうえで、他の人になりすまし、乗っ取った人の知り合いにプリペイドカードをねだって、お金を巻き上げるという行為も流行っていました。

     

    ■出会い系トラブル

     

    男女の色恋は、いつの時代もトラブルがつきものです。SNSや出会い系サイトで実際に会って、お互いの関係を深めていく男女も増えています。

     

    ですが、美人局のようなことをしたり、結婚詐欺をする人がいたり、結婚をちらつかせずに普通に詐欺を行おうとしたりする人など、様々なタイプの人も活動しています。

     

    中には、相手を騙すために出会い系やSNSを使っていたわけではないけれど、1度会ってみたら思っていたのとは違ったから、会うのをやめただけなのに、相手が意外と重い人だったというトラブルや、気楽な気持ちで会った人が妄想壁のある人でストーカーになってしまったということも。

     

    ネットを介しての付き合いは、相手がどんな人なのかを深く知ることができないために、実際に会ってから問題を抱えるパターンが多発しています。

     

    ■風評被害(嫌がらせ)

     

    アカウント乗っ取りや出会い系トラブルと重なる部分もありますが、それ以外でも匿名で特定の人の悪口を投稿したり、それを広めたりされることもあります。

     

    特定の人の評判を落として、その人を孤立させようとしたり、直接悪口を言って精神的に追い詰めたりなど、パターンはそれぞれです。

     

    という3つが、SNS関連でのトラブルで多い問題です。

     

    ですが、これらの問題を抱えている人が、探偵に相談をして解決ができると思っていないという人も意外と多いといえます。

     

    確かに、探偵には「自分の悪口がネットに書かれているから、削除して欲しい」と依頼をされても削除をするすべはありません。専門の業者に繫ぐことは出来るかもしれませんが、探偵の仕事の範囲ではないからです。

     

    では、探偵の仕事の範囲でできることは何だと思いますか?

     

    探偵が他の職業の人よりも最も優れているのは調査力です。依頼人が犯罪にかかわっている人でないなら、これまでのノウハウを生かして、ネットの中に潜む相手であっても暴き出します。

     

    例えばアカウントを乗っ取った相手を見つけ出すことも可能です。

     

    IPアドレスを辿れば、大体の場所はわかります。そこから先は、その人が投稿している内容を調べたり、乗っ取られていることに気づいていないふりをして、相手を泳がしてから特定するというようなこともします。

     

    相手を特定したら、今度は証拠集めを行い、警察や弁護士に動いてもらえるように報告書を作って、これ以上の被害を出さないようにすることも可能です。

     

    出会い系でのトラブルの場合も同じです。

     

    こちらの場合は、相手の名前は初めから知っていることがほとんどだと思いますが、相手が詐欺をしようとして近づいてきた場合には、対象者の特定から行います。

     

    相手が詐欺ではなく、一般の人でストーカーになってしまったという場合は、相手のストーカー行為を調べて、報告書にまとめます。

     

    以前まではネット上でのストーカーは犯罪にはなりませんでしたが、今ではネット上だけであってもストーカー行為として認められ、警察に証拠を渡せば捕まえることも可能です。

     

    ネットでしかストーカー行為をされていないから、自分がネットを見なければそれでいいと思っている人もいますが、ストーカーが勝手に収束して行くことは少ない例です。

     

    放置していると、これまではネット上でしかストーカー行為をしていなかった相手が、電話をかけてきたり、手紙を書いてきたり、直接会いに来たり……なんてことも。

     

    ストーカーは証拠や実害がないと、警察は動いてはくれないので、まずは探偵を頼るのがベストです。

     

    風評被害の場合も、まずは誰がうわさを流しているのかということを調査し、証拠集めを行っていきます。

     

    悪い噂を流す人物の目的によって、どんな行為に発展していくのかという違いはありますが、場合によっては依頼人の後姿を写真にとって、それをネット上に流すという悪質なことをする人もいます。

     

    実際にされると怖いことですが、悪い噂を流す人物はそんなことは考えずに、自分の正義のためだと思い込んで行っている場合がほとんどです。そのため、逃げられない証拠を納める必要があります。

     

    例えば、依頼人の後姿を撮影している対象者の後ろからの写真。対象者が何をしているのかが、第三者の誰が見てもわかるような証拠があれば、言い逃れは出来ません。

     

    というような形で、探偵はSNSやネットでのトラブルに合っている人の相談にも乗ることができます。もし、困っていたり、困っている知り合いがいるなら、探偵が相談に乗ってくれそうだよということを伝えてあげてください。

     

    放置もしくは、一人で解決するにはとても危ないことですので、被害が悪化しないうちに相談してくださいね。

     

    東京都調査業協会

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