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    2020-12-14

    浮気調査というと、浮気をしている相手の後を付けて、相手が浮気をしているところの写真を撮ればいいだけだと思っていませんか?

     

    実際に探偵に浮気の調査依頼をすると、確かに上がってくる報告書には、対象者の行動履歴と浮気の決定的な証拠写真があります。それを法廷に持っていけば、離婚裁判を起こした時に決定的な証拠となり、浮気をした配偶者と浮気相手の双方から慰謝料を貰うことができます。

     

    ですが、探偵に依頼をすると調査料がかかるため、簡単に調査を依頼することができないという方も。

     

    また、探偵自体への世の中の信用度が低いという背景もあって、調査料も気になるけれど、そもそも探偵に連絡をするのはハードルが高いという方もいらっしゃいます。

     

    誰にも知られたくない、夫や妻の浮気。それを信用のできる友人知人に相談するのと、信用できない(仕組みもよくわからない)探偵に相談するのはどちらがいいのか…。

     

    ただ現在の風潮として、浮気をするという行為が一般的というのもあります。浮気はしてはいけない行為ですが、「Aさんのところの旦那さん、浮気しているんですって」という話を聞いたとしても、「また浮気?本当に浮気をする人が多くていやね」という一瞬の話のネタにしかなりません。

     

    浮気をする人は大昔からいましたし、浮気をしていることが世間にバレることもよくあることでした。ただ、昭和時代と令和時代では、「浮気」に対する反応が違うようになっています。それは、離婚をした人に対する反応を見ても同じです。一昔前までは「バツイチ」になると、それは恥ずかしいことだとされてきました。ですが今では「バツイチ」「バツニ」だとしても、「人生いろいろあるよねー」ぐらいのノリです。

     

    だから自分の夫や妻が浮気をしていることが、親しい友人知人であれば知られても同情はされても恥ずかしさはないという時代になっています。そうなると、相談する相手が探偵しかいないから、探偵に相談をしようという考えに至らず、まずは信用できる友人知人に相談して考えようとなってしまうのです。

     

    そこまでは特に問題ありません。当事者が自分で選んだ人に相談することには、誰かから何かを言われることもないでしょう。ただ、浮気調査がどういうものなのかということが、テレビや小説、アニメなどで描かれているというのが、人々に勘違いをさせてしまう要因になっているところがあります。

     

    フィクションの世界では、「私の夫が浮気しているかもしれないの」という相談に対して、「だったら、友人の私が調べてあげる。大丈夫、ちょっと後を付けて証拠の写真とかを撮ってくればいいだけでしょ?」と言ったり、「じゃあ、一緒に一度旦那の後を付けてみようよ」と言ったりしています。そのため、そういった行為をしても問題ではない、と思い込んでしまっているのが問題なのです。

     

    上記のやり取りで、問題になっているのはどういうところだと思いますか?

     

    日本の探偵には、外国の探偵のように資格など必要ありませんし、届出をすれば誰でも探偵になれます。前者の方は知っている一般の人は多いのですが、後者の方はあまり知られていないことです。そのせいで、探偵に頼まなくても自分ですればいいのではないか、という考えを持つ人がいます。

     

    では、一般の人が浮気の証拠を探すことの何がダメだと思いますか?

     

    ドラマでも、探偵でも刑事でもない人が普通に尾行をしているシーンがありますよね。実は尾行をしていい人と、ダメな人がいます。例えば、夫の不貞行為を確かめるために、妻が夫の後を尾行する。これは問題ありません。ですが、夫の不貞行為を確かめるために、友だちに夫を尾行してもらう。これは問題ありです。

     

    どういう問題があるのかと言うと、ストーカー法(つきまとい)違反になります。夫と妻は法律上、お互いに貞操を守り合わなければいけないというのがあるため、それを侵している疑惑があるから調べる、ということは問題にされないのです。

     

    また、夫の浮気を疑った妻が夫の尾行をすることは法律上問題ありませんが、彼氏の浮気を疑った彼女が、彼氏の尾行をすることも法律上違反しているということではありませんが 、 いずれか尾行をされている方の恋愛感情が無くなっているあるいは 、嫌悪感すらある場合には 「ストーカーをするつもりで、尾行をしたわけじゃない」と言っても、つきまとい罪として認められてしまいます。

     

    婚姻と恋人では、法律的に縛られている、縛られていないということではありませんが違法性が強くなってしまうことは忘れてはいけないところです。

     

    もちろん、彼氏の浮気を疑った彼女が探偵に依頼をして、彼氏の浮気調査をしてほしいと言ってくれば、探偵が調査をするため法律違反にはなりません。ただ、探偵が浮気の証拠をとってきたとしても、その報告書をどうするつもりなのかという問題が残ります。

     

    その報告書を彼氏に見せて、「浮気していたでしょ。今すぐ別れなさい」「浮気していたでしょ。私と別れて」と言うためだけに使うのか、ということです。探偵に依頼をするのは決して安いわけではないので、その辺りは考えておきたいところです。もちろん、探偵は依頼されれば断ることはありません(違法ではないため)。

     

    話を少し戻しますが、妻が夫を尾行したり、夫が妻を尾行したりすることは法律的には問題はありませんが、別の問題があります。尾行をする人が、探偵とは違い素人だということです。探偵は訓練と実践を積んでいるので、対象者にバレないように尾行をし、鮮明な証拠写真を撮ってくることができますが、素人の場合は相手にバレやすいということ。尾行をしていることが一度バレると、対象者は守りを固くするので浮気をしていても、証拠を見つけるのが困難になりますし、夫婦関係がさらに悪化してしまう可能性も…。

     

    そう考えると、やはり浮気調査をするのであれば、探偵に依頼をした方が確実ですし、法律的にも問題ありません。探偵は届出を申請することで、依頼があれば尾行をすることを許された職業だからです。

     

    もし、夫や妻の様子がおかしいと思っているのであれば、他の人に相談をする前に、一度探偵に電話ででも相談をしてみてはいかがでしょうか?

     

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