2023-01-12

    浮気や不倫は繰り返し行われるというのは、良く知られていることです。一度浮気をして、その時にさんざん怒られひどい目に遭ったと、浮気をした人が感じているなら、二度目の浮気も起こります。

     

    怒られてひどい目に遭ったという感情の裏にあるのは、どうして自分はそれほど悪い事をしていないのに、そこまでされなければいけないんだという気持ちが隠れているからです。

     

    つまり、反省していないということであり、何が悪いのかということを理解していません。そのため、またそういう誘いを受けたり、誘えばついてきそうな人と出会ったり、性的に魅力的な人と出会ったりした場合には、簡単に不倫をします。

     

    不倫相手に選んだ人が、面倒くさいタイプで依存心の強い人だった場合は、不倫をすると面倒な事になると感じたり、人を選ばないとだめだと学習したりするため、もう一度不倫をするにしても、ちゃんと相手を選ぶようになるでしょう。ただ、こちらの場合でも、自分が悪いと思っているのではない、という点が重要です。

     

    浮気をすることが当たり前だと思っているというよりは、遊び相手がいて何が悪いのかがわからないといった感覚。世の中的にはしてはいけないこととなっているものの、誰でも本命とキープ、遊び相手がいるものだと思っているところもあります。

     

    浮気相手にのめり込まないために、時々釘を刺しつつも、完全に浮気癖を治すことは諦めた方がいいタイプとも言えます。浮気を完全にしないでほしいと願うなら、別れた方がいいかもしれません。

     

    次に浮気をした時に、妻や夫に対して、本当に申し訳ないことをした、妻や夫を悲しませてしまったことに対しての罪悪感を覚え、もう二度と妻や夫にあんな顔はさせたくないと思ったのであれば、二度目の浮気をする確率は低いでしょう。その人は、ちゃんと人の気持ちに立って物事を考えられる人だからです。

     

    もし、人の気持ちに立って物事を考えられる人が、二度目の浮気をした場合は、原因は浮気をした方だけではなく、浮気をされた方にもあるでしょう。夫婦仲がさめている、浮気をされた方が浮気をしている方を大事にしていない、浮気をしている方が寂しい気持ちや疎外感を持ってしまった。そういう気持ちが出てくると、相手の立場に立って物が考えられなくなっているわけではなく、相手の立場に立って物を考えられるからこそ浮気をするというふうになります。つまり、相手に傷付いてほしいわけです。

     

    あなたが、私に優しくしないから、私も優しくしない。

    あなたが私に寂しい思いをさせるから、私は他の人に癒してもらって、あなたを放置する。

    そう言った思考です。

     

    こういった浮気の場合、早目に浮気をしていることに気づけられれば、浮気をした人の気持ちに寄り添いつつも、もう二度とそんなことをしないように誓わせることが大事です。怒りたい気持ちがあれば、怒ってもいいでしょう。こういった夫婦に足りていないのは、本音をぶつけ合う時間という場合もあります。

     

    たくさん話をして、お互いに直すべきところを見つけ、直していこうという風になれば、元の夫婦以上の関係になれるでしょう。ただ、たくさん話をして、すれ違っている部分を元に戻せなかったり、溝を埋めることができなかったりするのであれば、関係の修復は難しいかもしれません。

     

    また、こういった浮気の場合、発覚が遅いと、浮気をした側は、浮気相手にどんどんとのめり込んでいき、本命と浮気相手の優先順位を完全に入れ替えてきます。そして最終的には、浮気相手のことを隠したまま離婚をしたいと言い出し、離婚をした後で浮気相手と結婚をしようとする可能性もあります。

     

    夫婦間がすれ違っている時は、相手の行動を見る機会も減っているかもしれませんが、なるべく早めに冷静になって、相手を見つめ直すということをしないと、手遅れになってしまうということです。

     

    結婚生活はゴールという風に捉えている未婚者が多いのですが、まったくゴールではありません。結婚生活が始まると今度は何年夫婦でいられるのか、というレースが始まります。このレースは、お互いの努力がなければ長続きはしません。結婚をするのに、婚姻届けや銀行口座、保険など様々な面倒な手続きをしなければいけませんが、離婚をするのにも同じだけの面倒な手続きをしなければいけません。

     

    それでも、世間体的に離婚をすることに対しての風当たりが悪くない現在、簡単に別れてしまうことができます。夫婦の間に子どもがいると、面倒なこともありますが、子どもがいるからといって、夫婦関係を良好にしようという意識がお互いになければ、続きません。

     

    家族というものは面倒なものです。だからこそ、気軽に付き合える遊び相手が魅力に見えたり、自分を異性として扱ってくれる浮気相手にときめいたりするわけです。

     

    夫婦になると、お互いのことを「お父さん」「お母さん」と呼び合ってしまうのも、異性として見れなくなっているからこその言葉だったりもします。いつまでも夫婦でいたいと思うのであれば、お互いに努力が必要ということを忘れないようにしましょう。

     

    中には、結婚をしたら、もう自分は男性である、女性であるということをやめるという人もいますが、セクシャルな人から異性として見られて誘われたときに、すぐに昔の自分が呼び戻されてしまうものです。

     

    人はいつまで経っても、完全な親の心だけにはなれません。男性であり女性であり、独身時代の自分の姿が消えることはないということです。

     

    浮気や不倫をする人たちが、どういうタイプの人たちなのかを把握し、その上で結婚生活を続けていくのであれば、普段の結婚生活をどうしていけばいいのかも考えましょう。もちろん、片方だけが考えていても仕方ありません。二人で一緒に考えて下さい。

     

    もし現在、どちらかが浮気をしていたり、お互いが浮気をしている場合は、自分たちで生産できる場合は精算し、できない場合は探偵に依頼をして調査をしてもらって証拠を見つけてもらってから清算し、それから前に進める努力をしてみて下さい。そうすれば、お互いに浮気のない結婚生活を送ることができるかもしれません。

     

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