2025-11-18

    「夫や妻が浮気しているかも」と思った時、一昔前では人に言うなんてとんでもないという感覚を持っている人が多くいましたが、今は少し変わってきている気がします。

     

    もちろん、どんなに仲のいい人であっても、浮気をされているかもしれないということは絶対に言えないという人もいるのですが、仲のいい兄弟や親友になら相談できるという人も増えてきました。

     

    それは世間が、浮気や不倫を特別視しなくなってきているからかもしれません。

     

    夫や妻に不倫をされて、人に言えなかったのは、自分が不倫をされる人間だと思われたくない、不倫をされることが恥ずかしいという気持ちがあったからです。

     

    浮気や不倫が、してはいけないことというのは、どの時代でも共通の認識ですが、浮気や不倫をする側が責任逃れをするために、「浮気や不倫をされる方も悪い」という言い方をする人もいるため、される側も公にしづらくなってしまったという背景もあるように思います。

     

    とくに夫婦の場合は、片方が悪い事をすると、共同責任という状態で周りから見られるというのも、周りに言いづらくしている要因の一つでしょう。

     

    それでも、最近は浮気や不倫が日常茶飯事に起こりえることという風な認識になってきたため、浮気や不倫をした人がいても、その家の恥というふうには見えなくなってきているので、相談をしやすい環境になっているといえます。

     

    ただそのせいで、余計なことをしてしまう人も増えてきているのは問題です。

     

    例えば、夫が不倫をしているかもしれないという相談を、仲のいい友だちにした時に、「じゃあ私が、本当に不倫をしているか確かめてあげる」という言葉を伝えるのは、不自然なことではありません。ですが、そのせいで、解決できた問題が悪化する場合もあります。

     

    なぜなら不倫をしているかを確かめると言った友だちが、夫の尾行をして不倫相手を探ろうとした時、夫に尾行していることがバレてしまう危険性があるからです。夫に尾行がバレてしまうとどうなるでしょうか?

     

    不倫相手と会っていない時に、友だちの尾行がバレた場合、夫は友だちに「何で私の後をつけるんだ!」と怒ったとしましょう。その時に、「後なんてつけてないです、偶然です」と言ってごまかせる人は、どれぐらいいるでしょうか?

     

    男の人にすごまれて怖くなった友だちが、「あなたの奥さんが、あなたが不倫をしているかもしれないって相談をしてきたから、尾行をしていました。すみません」と全部を離してしまう可能性もあります。

     

    また、夫が友だちの顔を覚えていて、「妻の友だちだったよな。なんでこんなことをしているんだ!?」と言われて、面が割れているのでごまかせないと思い本当のことを告げてしまう、ということだってあるでしょう。

     

    そうなった場合、夫は妻を咎めるようになりますし、本当に不倫をしていた場合は、しばらくは周囲を警戒しながら相手に会ったり、しばらく会うのを控えて、ほとぼりが冷めてから会うようにするかもしれません。

     

    そして、友だちが尾行をしている理由を夫に話してしまったとしても、その人は友だちのことを責めることは出来ないでしょうし、責めてしまった場合は友情が壊れてしまうでしょう。

     

    初めは友だちも、友人のために自分にできることをしようという正義感から行動を起こしているかもしれませんが、行動をすると自分にとって不利な状況になるかもしれないということを全く考えていません。

     

    誰かの尾行をするという事は、誰かに尾行をしていることがバレるかもしれないリスクもあるという事です。

     

    普段から尾行のセンスを上げるために努力をしているわけでもないため、尾行をすればバレる可能性は非常に高いということも、頭に入れておかなければいけません。

     

    探偵の場合は、依頼を受けて尾行をする前に何度も練習をしていますし、どうすれば尾行していることがバレないのかという研究もしています。さらに、もし対象者や他の人に怪しい行動をしていると問い詰められたときに、どう対処するのかということも頭に入っています。

     

    それらの努力とリスクヘッジができているからこそ、尾行という行動がとれるのが探偵です。

     

    ですが素人が尾行をする時には、そういった考えは一切ありません。尾行は対象者の後をついていけばいいだけ、ドラマや映画でしているのを見ているので、誰でもできるものと思ってしまっているのも問題です。リスクがあるという考えは、もしかしたらつきまとい罪に問われてしまうかもしれないということは、考える人はいるかもしれませんが、尾行が失敗するということは考えている人はいないでしょう。尾行が失敗するかもしれないと思ったら、普通は尾行をしようとは思わないからです。

     

    これは友だちが動くだけではなく、浮気をしているかもしれない夫を探るために妻が動いた場合も同じです。

     

    夫婦であれば、もっと浮気の証拠を探せる範囲が広がります。尾行をして外の行動をチェックすることはもちろんですが、家の中でも浮気の証拠を探すことができます。夫の鞄の中や財布の中、スマホやPC、タブレットのチェック。キャッシュカードの支払いの明細チェックなども出来ます。

     

    ですが、夫婦だからこそ、相手のちょっとした変化に気づきやすいというのがあります。鞄の中や財布の中は、本人がお風呂に入っている時であれば気軽に確認は出来ますが、機械類はロックがかかっているため、中を見るのは難しいというのがあります。

     

    指紋認証や顔認証の場合は、相手が寝ている時に確認をしようと思えばできるかもしれませんが、やはりリスクは伴います。

     

    そしてやはり、素人というところが一番の問題です。どういう時にリスクが高いのかもわからなければ、どうやれば効率的なのか、どうやればバレにくくなるのかというノウハウがないからです。

     

    となると、調査は専門家に任せるのが一番です。配偶者の浮気の相談を友だちにはできても、調査の相談は探偵にするのがベストといえるでしょう。一番リスクが低く、浮気の証拠も手に入れてくれる可能性が高いからです。

     

    まだ浮気をしている確証はないという状態であってもかまいません。自分で動く前に、まずは探偵に相談をしてみてくださいね。

     

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