2026-01-27
第341回:《探偵》不倫の証拠集めは素人でもできるもの?
不倫の証拠というと、どういうものを想像するでしょうか?
不倫相手にプレゼントしたと思われる商品のレシート?不倫相手と一緒に出掛けた飲食店やバーのレシート?服に染み付いた香水?不倫相手から貰ったであろう小物?不倫相手が風俗の人であれば、その人の名刺?それとも、不倫相手とスマホでやり取りしている時にニヤニヤしているところを見て、LINEの履歴を盗み見ることでしょうか?
もしくは、配偶者と不倫相手がお店や街中でデートをしているところの写真でしょうか?
「不倫の証拠」といっても、様々ありますよね。ただ、「もしかして不倫しているのかも?」と感じるための証拠と、「配偶者を問い詰めるため」の証拠と、「配偶者を法的に不倫を認めさせる」ための証拠は違います。
配偶者が不倫をしているかもしれないと気付くための証拠は、配偶者がいつも同じ曜日に同じ香水の匂いをさせていたり、スマホを見る時はこそこそしていたり、どんな時でもスマホを手元に置いていたり、何か違和感を覚えたりというものかもしれません。ただこれは証拠ではなく、感覚的なものでしょう。ですが、不倫をしているかもしれないという最初の気付きは、大体そういうものです。
その後で、じゃあどうするのかという問題が出てきます。
表題のように、素人でも不倫の証拠集めができるのか否かというと、答えはYESです。しかし、その方がどこまでのことを考えているのかによるというのがあります。
特に離婚を考えてはいなかったり、法的な処置をとって不倫をやめさせようという気がなかったりした場合と、離婚を考えていたり、法的な処置をとって不倫をやめさせたいという場合では、集めるべき証拠が変わってきます。
ここで重要なのが、「法的」か「法的ではない」かです。
法的ではないなら、素人でも証拠集めはできます。家の中で探せるものもありますし、配偶者の尾行を自分でしてみて、女性と会っているところをスマホで写真を撮って、そのままそこに乱入していくのもありでしょう。そうすれば、配偶者は言い逃れがしづらい状態になるからです。
その場に乗り込むということ以外の行動をとる場合は、配偶者が不倫を認めない可能性があります。それどころかその人の性格によっては、「そんなに俺のことが(私のことが)信用できないのか!」「俺のことを(私のことを)尾行するなんてプライバシーの侵害だ!」と逆ギレする場合もあるでしょう。
もちろん、こんな証拠が出てきたから、不倫しているよねと問い詰めて、「ごめんなさい」と謝ってくれる性格の人もいます。ただ謝ってくる人の場合は、「ちゃんと不倫相手とは別れるから、不倫相手に慰謝料を求めたりだけはしないでくれ」というような優しさを見せることもあります。その優しさが、結婚相手の心にダメージを与えていることを理解せずに言っているので、質が悪いとも言えるでしょう。
では法的な場合はというと、配偶者にも不倫相手にもしっかりと非を認めさせたり、離婚裁判を起こして勝訴したりすることを指します。この場合は、本人が見ても、第三者が見ても不倫をしているということが証明されなければいけません。
ですが、不倫を証明するための証拠がどういうものなのかを知っている人はどれぐらいいるでしょうか?
探偵を雇って離婚裁判をしたことがある、もしくは探偵を雇って離婚裁判をしたことのある友人がいる人であれば知っていますが、それ以外の人は「おそらくこういうものかな」という想像しかできません。
書籍やネットを検索すると情報は出てきますが、それで100%正解を導き出せるかというと、それも難しいところです。
また、離婚裁判の経験があったり、離婚裁判の経験のある友人がいて、証拠とはどういうものなのかを知っていても、それを自分の手や友人の手を借りて集められるのか、という問題もあります。そのため法的な場合は、素人では証拠集めができないというのが正しい答えです。
また不倫の証拠集めで一番してしまいがちなのが、配偶者の怪しい動きを見てカッとなり、なりふり構わず真相を突き止めようと行動を起こすことです。
不倫の証拠集めでなるべく起きない方がいいことは、証拠をつかむ前に相手に不倫の証拠集めをしていることがバレてしまうことです。相手にバレてしまうとどういうことが起きるのかというと、相手が逆ギレをしたり、証拠が見つからないように警戒心を強めたり、不倫相手としばらくの間、会わないようにしたりするからです。
証拠が集まる前に逆ギレをされ、向こうが「そんなに疑うなら離婚しよう」と言ってきた場合、離婚はできても証拠不十分で慰謝料の請求ができない場合もあります。もちろん慰謝料は、配偶者と不倫相手の両方です。それどころか、傷ついたと言われて逆に慰謝料を請求してくるかもしれません。
また離婚ではなくても、疑われているから不倫相手とはしばらく会わないという判断をされてしまうと、過去の痕跡からしか証拠を会得することができなくなります。もし、ホテルに入っていく二人の姿を得ていない状態であれば、その先は新たに入手できなくなるので、不倫の証拠として集めることが困難になるでしょう。
というようなことが起こるので、不倫の証拠集めは慎重に行う必要があります。
法的な処置を取ろうとは思っておらず、配偶者に不倫をやめてほしいと思っているだけでも、探偵事務所に相談をしに来るのは、そういう理由もあります。
探偵であれば100%とは言い切れませんが、高い確率で相手に気づかれることなく、不倫の証拠を集めます。調査のプロだからこそできることです。また、初めは自分で証拠集めをしてみようと思ったものの、失敗してしまったので、探偵に相談をするという方もいらっしゃいます。
不倫調査は冷静な判断も必要になるため、配偶者の不倫の証拠集めを冷静な状態で出来るのか、という自分への問いかけも大事でしょう。
配偶者が不倫をしているかも、浮気をしているかも、ちょっと怪しい行動をしているな、と思ったら、まずは探偵に相談をしてみてはいかがでしょうか?どういった状態であっても、探偵はあなたの役に立ってくれますよ。






