2026-02-10
第343回:《探偵》配偶者がダブル不倫をしていると気付いたら
一緒に住んでいると、相手のちょっとした変化にも気づくことはあります。
特に新婚ではなく、10年、20年と一緒にいると、相手に異性としての興味を失くしたとしても、日々の生活はルーチンのため、それを乱すような行動をとれば、違和感を覚えるのは当然でしょう。
他の人が気づかないような、ちょっとしたことでも気づけてしまうのが夫婦です。
ただ違和感を覚えても見て見ぬふりをする人もいます。ですが、反対に見て見ぬふりができない人もいます。
違和感の正体が何だろうと思い、
「最近何か変わったことでもあった?」
「え? なんで?」
「何かいつもと違う気がして」
「気のせいだよ」
と返事をする時に相手が動揺していたら、違和感は一層強まるでしょう。バレると思っていなかった不倫に気が付かれたと思えば、不意にそんなことを言われて冷静にいられる人は、よほど嘘の上手な人だけです。
もし違和感があるのに、冷静に返されたら、他にも何か嘘をついていることがあるのかもしれません。動揺がひどい場合は、初めての不倫という可能性もあります。
そこから相手の行動を注意して見てみるようにすると、大抵の場合、いつが不倫相手と会ってきた日なのかがわかるようになります。
不倫は曜日が決まっているケースもあれば、同じ言い訳を使って曜日を固定しないケースがあります。それでも、注意深く見ていればわかるはずです。
ただ家の中で相手のことを見ているだけでわかるのは、相手が不倫をしている可能性が高いか低いかぐらいでしょう。相手がどういう人で、どういう立場の人なのかを突き止めるには、観察だけでは難しいところがあります。
だからといって自ら後をつけて、不倫相手が誰なのかを探るのも危険な行為です。
身近な人の尾行は、後をつける方も見慣れているため、見失うということは少ないでしょう。人込みの中であっても、知り合いの姿は見つけやすいという原理があるからです。ですがそれは裏を返せば、尾行をされている方も、あなたのことを見つけやすいということになります。
どんなに離れて歩いていても、「あそこにいるのは……」と気づかれてしまいます。不倫をしている日でなければ、なんでこんな所にいるんだろうと思うだけかもしれませんが、不倫をしている日だった場合、「もしかして、不倫しているかどうかを確かめるために尾行してる!?」と思われてしまう可能性があります。
そうなると、不倫相手に今日は会えないという連絡を入れて、真っ直ぐ帰宅するか、後をつけているあなたの前に現れて「こんなところで何をしているんだ?」と問い詰められるかのどちらかになってしまうかもしれません。
ですが、尾行をせずに不倫相手が誰なのかを確認するのは難しいものです。それにそこまでして、相手が不倫をしているかどうかを確かめたくない、という気持ちもあるかもしれません。
結婚をしていても、相手が不倫だとバレないように一生隠し通してくれるなら気にしないという夫婦もいます。だから少しぐらい怪しい行動をとっていたとしても、深くは追及しないという人もいるかもしれません。
自分さえ目をつぶっていれば、今まで通り平穏な生活をすることができる…と思っているからこそ、何も言わないという選択もナシとは言いませんが、その考えには一つ穴があることを知っていますか?
確かに、配偶者が不倫をしている相手が独身であれば、あなたが目をつぶっていれば表面化することはないでしょう。それでも、不倫相手との間に子どもができてしまうケースや、配偶者が不倫相手を選ぶというケースもあるため、表面化しない可能性はゼロとは言い切れませんが。
ですがそんなことよりも、もっと厄介なのが、配偶者の不倫相手が既婚者だった場合です。いわゆるダブル不倫といわれているものです。
ダブル不倫の場合、何が問題なのかというと、あなたの配偶者の不倫相手の配偶者が、二人の不倫に気づいて訴えることができるということです。
あなたは配偶者が不倫しているかもしれないけど、家庭に影響を及ぼさないならこのままでいたい、子どももいるし離婚は出来ないから追及はしないでおこうと決めていても、相手側の家族から訴えられ、不倫が露呈し、さらに相手の家族からあなたの配偶者に対して慰謝料を請求されることもあります。
その時になって、あなたも配偶者の不倫相手に慰謝料を請求することは出来ますが、同じ条件とは限りません。相手側の夫婦は離婚前提で話を進めていて慰謝料を請求しているのに対し、あなたの場合は離婚をしないことを前提に慰謝料を請求しているかもしれないからです。
そうすると、相手の家族から言い渡された慰謝料を支払う義務があるのは配偶者であっても、家族のままでいるなら、不倫された上に一緒に慰謝料を支払わなければいけない状態になる可能性が出てきます。
あなたの配偶者が個人で持っている貯金から支払われる場合や、その金額が払えずに借金を個人でしなければいけない場合もありますが、その配偶者と夫婦を続けるのであれば、負債を一緒に被っているのと同義ともいえるでしょう。
それに、相手の家族がどういったタイミングで、訴えて来るかは、こちらからはわかりません。もしあなたに子どもがいて、その子どもの受験間際だったらどうでしょう?
子どもはとても繊細ですので、ダブル不倫をしていた、借金を作られた、裏切られたという事実は、かなりの衝撃となり、受験どころではなくなってしまう可能性もあります。
そうならないようにするために大事なのは、やはり見て見ぬふりをするのではなく、不倫をしているかもしれないと思ったら、徹底的に調べることが大事です。家の中である程度できることをし終えたら、探偵事務所に相談をしてください。
探偵が配偶者が不倫をしているかどうかの証拠を見つけてきますし、不倫相手がどういう人なのかの調査もします。もしダブル不倫であれば、相手の家族からいつ何を言われるか分からないという覚悟を持って、その後の対策を練る必要があるでしょう。
不倫はした本人が悪い事ではあるのですが、夫婦のままでいると一緒に迷惑をかけられることもあるので、出来る限り相手の状況を把握しておいた方が安全といえます。お気軽に探偵に相談をしてみてくださいね。






