東京都調査業協会

探偵コラム

第15回:家出人の捜索

あけましておめでとうございます。
なぜか年末になると「家出人捜索スペシャル」「家族に会いたい」というようなテレビ番組がよく放映されます。昨年末も色々放映されたようで、ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

ご存知の通り、家族が行方不明になった場合、家出人が居住していた最寄りの警察署に申し出て「家出人捜索願」の届出を行います。
警察に届出が受理されると情報の精査が行われ、家出人は何かしらの外的な要因がある場合には「特異家出人」家出人が自分の意思で失踪したと考えられる場合には「一般家出人」に分類されます。

この「一般家出人」の場合は事件性がないものがほとんどのため、専従の捜査や公開捜査が行われることはまずありません。
この「一般家出人」を捜すことが、我々探偵業会の使命ではないでしょうか?
年末の風物詩のように年に一回といわず、調査業協会と民放が協力して毎月でもテレビで情報提供を呼びかけられればこんなに素晴らしいことはないでしょう。
社会の公器とは本来そういうものを指すと思います。

執筆者:ヒューマン探偵事務所 白鳥 泰彦

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