東京都調査業協会

探偵コラム

第89回:《探偵》迷っている猶予はない!?浮気調査の依頼はお早めに

一般の探偵事務所において、浮気調査の依頼は他の調査よりも相談されることが多くあります。普通に生活をしていて、経験する可能性が一番高いのが配偶者の浮気だからでしょう。

メディアでは芸能人が浮気をして、それが世間にバレると多くの人にバッシングされます。ですが、バッシングしている一般の人の中には、これまで自分も不倫を経験した人もいますし、現在進行形で不倫をしている人もいるでしょう。

自分の事は棚に上げて、「浮気をするなんて最低」「不倫をするなんて考えられない」と言っている人が多いのが現実です。

ただ浮気や不倫はいけないものだとわかっているのですが、いけないものだとわかっているからこそ手を出したくなるのが、人間の性なのかもしれません。

とある企業では、実際に配偶者や恋人がいる人に、他にも付き合っている人はいますかというアンケートを取っています。そこでは、約2割の人が「はい」と答えており、5人に1人が浮気や不倫をしているという結果が出ているのです。

世界の中では日本はまだトップ3には入っていませんが、それだけ日常茶飯事だということです。

初めは遊びの不倫だったはずが、本気の不倫になる可能性も高いのが「子ども」です。

もし、結婚をしていて、配偶者との間に子どもがいないのであれば、配偶者の行動がちょっとでも怪しいと思ったら、すぐに浮気の火種を消しておいた方がいいでしょう。

今の時代、結婚をしても子どもがいないという夫婦はたくさんいます。
とある研究所の調査結果によると、2015年時点で子どものいない夫婦は全体の6%ちょっとです。

この数字を少ないととるか、多いととるかは個人の感覚かもしれませんが、これだけの夫婦には子どもがいないというのは事実です。

ですが、子どもがいない理由は、夫婦のどちらかの身体の可能性もありますし、思想の可能性もありますし、夫婦のそもそもの相性の可能性もあります。

お互いが本心で、一生子どもはいらないよねと思っている夫婦ならいいのですが、どちらか片方だけがそう思っていた場合は、浮気をする可能性が高まります。

そして、「配偶者が最近怪しい行動をとっているけど、まさか浮気じゃないよね」と疑いつつも、「そんなはずはない」とか「本当に浮気だった場合にどうしたらいいかわからない」と悩んでいるうちに1年が過ぎ、2年が過ぎとなってしまうと、後で後悔をする可能性が高くなるでしょう。

配偶者の浮気相手が、本気であなたの配偶者に本気になっていた場合、こっちで子どもを作ってしまえば、夫婦生活がダメになって自分と結婚してくれるのではないかと思う人がいるからです。

男性が浮気をする場合、基本的には浮気相手に対して本気になることはありません。日々のストレス発散のためだったり、ちょっとした火遊びをしたくなったり、たまにはデート気分を味わいたいというだけの軽いノリです。

ですが、浮気相手の女性が本気になると、男性に家庭での環境や子どもの有無をしっかり聞きだし、だったらこっちで子どもを作ったら本気になってもらえるのではないかと思うようになるのです。

もしあなたが女性で、浮気相手の女性の立場だった場合、そんなことを考えませんか?

浮気相手の女性は、男性が合意をする前に子どもができるように仕向け、ある日突然「できちゃった」と男性に告げるのです。

男性は初めは驚くものの、自分の家庭に子どもがいない場合は、それを受け入れるでしょうし、家庭に子どもがいても、家庭内での環境が悪い状況であれば、浮気相手の方に本気になる可能性は非常に高いと言えます。

家庭内が円満な場合でも浮気相手に子どもができれば、遊び相手にしか過ぎなかった女性に対して多少の愛着を持つようになるでしょう。

まったく何の感情も動かない男性であれば、それは根っからの浮気性な男というだけです。

ただこういった行動も、不倫として付き合っているのに、初めから恋愛感情100%で男性に言い寄る女性はまれです。結婚している男性が、女性に近づく場合もありますし、そう考えると、不倫の最初の数回はどちらも軽い気持ちで関係を持っているにすぎません。

軽い気持ちの段階であれば分かれるのも容易ですし、子どもができてしまう可能性も低いでしょう。

もちろん、愛人との間に子どもができたから別れようと言われた時、慰謝料を請求することはできます。ただ、自分との間には子どもができず、愛人との間に子どもができたから別れて、配偶者だけが幸せに暮らすというのは、あまりいい気分になるものではないですよね?

そうならないためにも、最近あの人の行動がなんだか怪しいと思ったら、探偵に相談をしてみてください。

調査の結果、浮気をしていなくても、配偶者に調査をしたということはバレませんので安心です。

もし浮気をしている証拠が出てきてしまったら、その時どういう判断をするのかは依頼人次第です。配偶者と愛人の関係が浅いものなのか深いものなのかによって、態度を変えるというのであれば、その辺りもしっかりと調査をさせていただきます。

ただ、探偵にできない仕事があるとすれば、わかれさせ屋のような行為です。

浮気をしている配偶者と別れて、その後で愛人と暮らしていくのが許せないので、その二人を別れさせてほしいということを言う方もいらっしゃいますが、正規の探偵業を営んでいる事務所では受けていません。

なぜなら、それが違法に当たることだからです。

世の中を探せば、まだわかれさせ屋は存在します。ですが、そこで依頼をすると、業者だけではなく依頼した人も違法を犯していることになるというのを覚えておいてください。

業者だけが悪いのではなく、依頼者も連帯責任となります。

自分を裏切った人を陥れるために法を犯すというのは、本当にもったいないことです。人の感情は簡単には収まらないかもしれませんが、決して間違った方にだけは進まないようにしてください。

正式な場で、相手と戦うことをお勧めします。そのための証拠探しであれば、探偵がしっかりとお手伝いさせていただきます。

少し話しはそれましたが、浮気は放っておいても良いことはありません。虫歯と同じで早めの対処をした方が、傷も浅くて済みますので、迷わずにご相談くださいね。

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