東京都調査業協会

探偵コラム

第206回:《探偵》結婚の約束をしていたのに突然音信不通になった時

いつの時代も恋愛をして結婚をするということに、抵抗を覚えている人はそんなにはいないでしょう。もちろん、結婚をしないと決めている人もいますので、必ずしも誰もが結婚をしたいと思っているわけではありません。それでも、「結婚をしたい」と思っている人は、いつの時代も一定の割合以上にいるものです。

特に「結婚をしたい」という気持ちが焦りになってくるのが、アラサーと呼ばれる年齢層。今は結婚をする平均年齢も上がってきているため、必ずしも29歳で結婚をしたい。30歳のうちに結婚をしたい。31歳で早く結婚をしなければ。というような感情を抱く必要はないのですが、どうしてもこの辺りの年齢というのは、結婚に焦りがちです。

そんな時に、思ってもみないようなタイプの人と付き合うことができたらどうでしょうか。理想の人、一般的に素敵だと言える人、優しくて甲斐甲斐しい人。もちろん、相手は普通の人でもいいのですが、結婚に焦っている時に、そういう人が近づいてきたら何の警戒心もなく受け入れてしまうものです。

また特に、最近何年も恋人がいなかったという人であれば、なおさらその人にのめり込んでしまうでしょう。

年齢的にも、今この人を逃したら結婚はないかもしれないという焦りもあって、余計なことを言ってしまうこともあるかもしれません。例えば、初めてのデートで「年齢的に結婚を早くしたいなと思って」とか、「結婚についてどう思ってる?」とか、お見合いをしたわけでもない場合、普通は1回目のデートで「結婚」というワードを出すことはないでしょう。禁句というわけではないですが、そのワードを出すことで、相手を委縮させてしまう可能性があります。

だから、デートをしてこの人と結婚したいと思ったとしても、その言葉をぐっと抑え込んで「楽しかった。またデートしようね」ぐらいがベストです。

話がそれてきましたが、そんな相手と何度もデートを重ね、関係が安定してきたところで結婚の話もチラチラと出るようになった頃、相手からお金の話が出てくるときもあります。

関係が安定してからお金の話が出てくるのは、それだけお互いの距離が近づいた証拠というふうに捉えることもできますが、そうではない場合もあります。

「実は借金があって」
「実は父親の会社が倒産して」
「実は病気の母がいて」
「実は親友が借金で困っていて」
そんな滑り出しでの会話。

普通の精神状態であれば、そう切り出されれば「あれ?これって……?」と思うかもしれません。ですが、何度もデートをしている相手からそう言われてしまうと、「恋愛」というフィルターをかけているので、「可哀そう。何とかしてあげないと」という気持ちの方が強くなってしまうのです。

しかも、そのお金の問題が解決すれば、「結婚」が待っている。そう思えば、早く結婚したいという気持ちと、相手を好きだという気持ちで、「これぐらいなら出せるよ」と言って、お金を渡してしまう人が未だに一定数います。

そして残念ながら、支払える限度ギリギリのお金を払い終わった瞬間、相手は消えてしまうのです。

いわゆる結婚詐欺です。

もし結婚詐欺に遭った場合、訴えに行くのは警察でしょうか。確かに、本人が見つかれば結婚詐欺をした人を逮捕することはできます。ですが、一人が結婚詐欺に遭ったからといって、警察が殺人事件を捜査するように警察官を大ぜい動かしてはくれません。

その人が結婚詐欺の常習犯であれば、多少は捜査をするかもしれませんが、徹底的に捜査をするということはまずないでしょう。そのため、結婚詐欺師が捕まる場合は、近場で何人も異性をだましていたり、他の犯罪にも手を染めていたりすることが多いと言えます。

では泣き寝入りをするしかないのでしょうか。

結婚詐欺に遭ったということは、なるべく人には知られたくないことです。家族や友だちにも中々相談することができません。もしかしたら、警察に相談しても意味がないと思って相談すらしないこともあるでしょう。

ですが、結婚詐欺はちゃんとした犯罪です。騙された方が悪いと豪語するような詐欺師に言いくるめられてはいけません。

実はこういった場合も、探偵は調査をしてくれます。

探偵が結婚詐欺師を逮捕することはできませんが、探偵は人探しのプロです。結婚詐欺師の居場所を突き止めることはできます。

結婚詐欺師の居場所が見つかれば、もう一度直談判することもできますし、お金を渡した証拠も残っているのであれば、結婚詐欺師の所在とともに警察に届けることで逮捕してくれます。

結婚詐欺に遭って、探偵に依頼をするというふうに結びつかない人も多いかもしれませんが、意外とこういった相談も探偵事務所は受けています。

また結婚詐欺師というと、男性のイメージがあるかもしれませんが、女性が結婚詐欺師の場合もあります。

結婚の約束をしていて、お金も渡しているのであれば、音信不通になった時には「これは結婚詐欺かも」と思うようにしましょう。

これまで一切モテてこなかった男性の場合、お金を渡してから音信不通になっても、「自分に何か問題があって嫌われたのかもしれない」と思ってしまう人も中にはいます。確かに、お金の受け渡しがない状態で音信不通になったのであれば、「結婚詐欺」とは言えませんが、お金のやり取りがあった時点で、99%の確率で初めからだますつもりで行動しています。

また結婚詐欺は、美人やイケメンが行うものという決めつけも良くありません。普通の容姿の人、一般的にはそれほどいけていないという部類の人でも、その容姿で相手を油断させて結婚詐欺を行っている人もいます。

結婚詐欺師に初めからだまされないようにするのが一番ですが、結婚を焦っている人は絶好のカモにしやすく、実際騙されやすくなっているので注意して下さい。そして、結婚詐欺に自分が遭った、友だちが結婚詐欺に遭った場合は、泣き寝入りをせずに、まずは探偵事務所に相談をしましょう。

一般の人が探せない相手でも、探偵であれば探し出すことができます。結婚詐欺の場合も、探偵が調査をしてくれるということを覚えておいて下さいね。

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