東京都調査業協会

探偵コラム

第248回:《探偵》自分の気持ちを整理するために探偵を使う

探偵はカウンセラーではありません。ですが、真実がわからないまま自分の気持ちを整理することはできませんし、真実がわからないまま悩み事を解決することもできません。

真実は自分で見聞きしたことを指す場合もありますが、それだけでは足りないものです。人は悪いことをしているという自覚があれば、それを隠そうとします。自分にとって身近な人にこそ隠したい気持ちが強くなるので、一緒に暮らしている人にはバレないようにしている場合がほとんどです。

例えば不倫。

不倫をすることが社会的にも夫婦の間においても良いことだと思っている人は99%いません。結婚をする前に、結婚後もお互いに自由恋愛OKとしている夫婦も中にはいますが、そういう人たちは全体の1%未満でしょう。

そのため基本は、隠そうとします。夫婦になる二人ですので、初めから相手が不倫をすることを前提で結婚をしていないため、心のどこかで「うちの夫が不倫なんて」「うちの妻が不倫なんて」というふうに思っているところがあり、油断しています。油断をしていれば、相手が嘘をついている可能性があるという風に見ていません。

だから嘘をつくことが得意じゃない人の不倫であっても、なかなか見抜けない人もいるのです。

また場合によっては、誰が見ても不倫をしているのに、現実を受け入れることができず、見てみないふりをしていることもあります。不倫だという確証があれば、もう以前と同じような結婚生活ができなくなるからです。

不倫をしているのが夫であれば、これからの生活費が不安だと思う人もいるでしょうし、不倫をしているのが妻であっても、子どもを一人で育てることに不安があったり、子どもと離れて過ごすことが嫌だったりして、今の家庭を壊したくないという思いから、相手の不貞を見て見ぬふりしかできない状況に陥っている人もいます。

しかし残念ながら、見て見ぬふりをするというのは、一時であれば自分の感情をごまかすことはできるかもしれませんが、一緒に暮らしている人が別の異性とそういう関係にあるという状況を受け入れられる人は、そうそうありません。

1か月、半年、1年は我慢できたとしても、相手が我慢をしている間に不倫相手と別れたとしても、不倫をしていた事実は消えませんし、それを黙認していた自分のことも消えません。感情が爆発するのが、1年後なのか、3年後なのか、子どもが一人前になってからなのか、相手が定年を迎えた頃なのか、それはわかりませんが、いつかその時は来ます。

さらにいうなら、子どもがいた場合、不倫をしている親と不倫を黙認している親の姿は見えているものです。そういった両親を見て育った子どもは、結婚に対して何も期待しなくなるでしょうし、両親に対してもいびつな感情を抱くようになるでしょう。

片方が不倫をした時点で、基本的には家庭環境は崩壊していることがほとんどです。もちろん、不倫をしていることを公表しても、家族としてゼロからやり直そうとしている人たちもいます。いますが、不倫をしていない家族と比べると、やはりどこかいびつなところがあるでしょう。

つまり不倫が起きた時点で、家族は基本崩壊しています。それを再生させるにしても、完全に壊すにしても、どちらにするかの判断は不倫をしていない方が決めるものです。それをしないと、一緒に暮らしている子どもが、辛い思いをすることになり、精神的に追い詰められてしまうという事です。

結婚を決めるのは大変ですが、離婚を決意するのはもっと時間と労力が必要になりますし、生活環境がガラッと変わるため、それに対応できるかどうかという不安が付いて回ります。しかし、見て見ぬふりをしたまま何年も一緒に暮らすよりは、はるかに精神的な負荷は減ります。

ただ、離婚すべきかしないべきかで悩むよりも先に、本当に夫は(妻は)不倫をしているのか、という証拠を手に入れる必要があります。行動がなんとなく怪しいだけでは、どっちつかづです。普段と違う行動をとっている、出張が多い、夜に帰ってくる時間が遅い、休日も出かけることが多い、スマホを見る時間が増えニヤニヤしているなど、疑わしい行動はあると思いますが、それだけでは本当に浮気をしているかはわかりません。

浮気をしている確率は高いですが、もしかしたら仕事が忙しいだけかもしれませんし、ニヤニヤしていたのは別のことがあったからかもしれません。それをはっきりさせるためには、やはり真実を暴くのが得意な探偵に頼むのが一番です。

探偵であれば客観的視点を持ち、冷静な判断力を持って、対象者が浮気をしているかしていないかを見極めることができます。もちろん、浮気をしている場合は、相手が言い逃れできないほどの決定的な浮気の証拠も手に入れてくれます。

また探偵に不倫の調査を依頼することで、不倫を事実として受け入れられるようにもなります。他人を介入させることで、自身も客観的な視点を持つことができるようになるからです。それにその事実を知っているのが、もう自分だけではないというのも悩んでいる人には大きなことです。自分の悩みを共有してくれる人がいる。それだけで精神的に安定します。

夫もしくは妻の不倫が確定しても、すぐに離婚をするのか、本人だけに伝えて不倫をやめてもらうのかを決める必要はありませんが、それを決める権利があるのは、調査を依頼した人だけです。不倫をした人が決める権利はありません。相手が何を言ってきても、不倫をした時点で相手には何の権利もないという事は確かです。

探偵はカウンセラーではありませんが、悩んでいる人を一人にはさせず、選択肢は全てあなたにあるという事を伝える味方になります。

日々の生活の中で不安に思うことは不倫以外にも、素行の問題やいじめ、いやがらせの問題などもあるでしょう。主観的に見ていると、何が正しいのかの判断がおかしくなってしまうものなので、探偵に相談をして、ご自身の客観的視点を復活させてください。

どうしたらいいのかはすぐに決める必要はありませんが、決める権利があるのは証拠を持っている人です。そのことだけは確かですので、その状態で有利な立場に立つためにも、一度探偵に相談をしてみて下さいね。

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