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探偵コラム

第344回:《探偵》探偵に相談したいことができた時の手順

普段の生活の中で、日常的に探偵に相談をしたいと考える一般の人はそうそういませんし、人生の中で誰でも何度も経験することでもないため、探偵に相談をしたことのある人が身近にいないこともあります。

探偵事務所が実際に存在するということは知っていても、どこにあるのかも、料金体系もわからず、さらにあまりいい噂を聞くこともない、謎の集団という認識を持っている人もいるかもしれません。人によっては、近所に探偵事務所と掲げている事務所があるなと思う人や、電車に乗っている時に車窓から探偵事務所の看板を見かけたことがある人もいるでしょう。

ですが、看板を見たからといって、いずれは自分も探偵事務所に相談をすることになるんだろうな、とは考えません。他人事のように、その看板を見るぐらいが一般的です。

そんな中で、誰にも相談することができない悩みを抱えたり、自分の手だけではどうすることも出来ない悩みを抱えたりした時に、これはいよいよ探偵に相談をしなくてはいけない時が来たのではないかと考える時が訪れる場合があります。

そんな時に、あなたならどうしますか?

今はネット時代ですから、とりあえず探偵事務所を検索するかもしれませんし、近所に探偵事務所があることを知っているなら、その探偵事務所のホームページがないかどうかを調べるかもしれません。

ただ調べることは出来ますが、飲食店や美容院のように正確な口コミを見ることは出来ません。比較サイトなどで、どこの探偵事務所はこうだったから、この探偵事務所の方がいいという記事を見ることは出来ますし、Googleマップでその探偵事務所に口コミをしている人も実際にはいます。

ですが、一つ考えてほしいことがあります。もしあなたが探偵事務所に相談をした後で、その探偵事務所の口コミを書くかどうかです。

良心的な探偵事務所だった場合、他の人にもその探偵事務所を使ってほしいと思うことはあっても、それを不特定多数の人に伝えるということは、自分が探偵事務所を使ったということを公表することと同義になります。

他の人に知られたくない悩みができたから、探偵事務所に相談をしに行ったのに、わざわざ自分から探偵事務所の口コミを書くでしょうか?

もし書くとしたら、よほど探偵事務所の探偵と口論になり、人に知られたくないという気持ちよりも、怒りの感情の方が高まった時ではないでしょうか。もしくは嫌がらせとして、その探偵事務所の悪口を書いたり、特定の探偵事務所の評判を下げたい場合に書いたりするかもしれません。

そもそも探偵業界はクローズドの業界のため、正しい口コミがネット上に落ちているということは、ほぼありません。感謝の気持ちを口コミをしている人がもし、メディアでも取り上げられた誘拐事件の被害者家族で、それを探偵に調査の依頼をしたところ、探偵が見つけてくれた、というような事であれば、すでに世間に知れ渡っているので隠す必要もなく、口コミを書くことがあるかもしれませんが、稀です。

そう考えると、探偵事務所の口コミは、あまり信用ができません。

また探偵事務所の比較サイトを見かけることがありますが、これは純粋な比較ではなく、広告記事として読むようにしましょう。一般の人が探偵事務所を比較できるほど、色々な探偵事務所に通うというようなことは、普通はないからです。記事の書き手が、意図をもって書いているものですので、信用することは出来ません。

ですので、探偵事務所に相談をしなくてはいけなくなった時は、探偵事務所が作っているホームページを見て判断をするしかありません。

ただどこの探偵事務所も、始めに相談をするだけであれば料金はかかりません。ホームページを見て、ここなら相談をしてみようかなと思った探偵事務所をいくつかピックアップしておき、最低でも2~3社には足を運んでみましょう。

特に、初めて探偵に依頼をする場合は、比較できる探偵事務所の数は多い方がいいといえます。一つの探偵事務所だけに足を運んで、話を聞いてもらい、その場で契約をするというのは危険です。

確かに悩んでいることがあり、その悩んでいることをようやく他人に話せたという安堵感はあるかもしれません。ですが、探偵業界がどういうところなのかを知らないうちに契約までしてしまうと、あとあと後悔することになる可能性もあります。

初めから良心的な探偵事務所と出会っていれば問題はないのですが、そうではない可能性もあるということを考えておく必要があるからです。そしてそれに気づくためには、いくつかの探偵事務所で相談をし、見積もりを作ってもらう必要があります。

どこの探偵事務所でも、契約を結ぶ前に見積書を作ってくれます。それを見て、実際に契約をするかどうかを確認するというのが、一般的な流れです。

また、見積書には、金額だけが書いているのではなく、何にどれぐらいの金額がかかるということが書かれているのと、最終的にはこの見積金額以上の金額を支払ってもらうことになるということが明記されています。

見積もり段階では、どうしても書けない費用があるからです。例えば、調査に何時間、何日かかるかが分からないため(目安はあります)、調査員が何時間稼働するか分かりませんし、対象者がどこに行くのかで交通費や車両費にも違いが出てきます。

ただそれは、初めて探偵に調査の依頼をする人にはわからないことですので、その部分も丁寧に説明をしてくれるかどうか、というところも重要なポイントです。

表題に戻りますが、探偵に相談したいことができた時の手順としては、いきなり探偵事務所と契約を結ぶのではなく、相見積もりを取って、探偵業界とはどういう形で料金が発生するのかを理解してから、一社に絞るというのがベストな方法です。

感情的には緊急性があったとしても、もし不倫調査なのであれば緊急性はありません。納得のいく探偵事務所が見つかるまでは、探偵事務所探しに力を入れたほうが、後々後悔をすることもないでしょう。

一生に一度しかないかもしれない探偵事務所への依頼は、慎重に慎重を重ねて探偵事務所を選んでくださいね。丁寧に探すのが何よりのポイントです。

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