2025-11-04

    外を歩いている時に、何となく視線を感じる……なんてことはありませんか?

     

    ストーカーというのは、初めから本人がストーカーと認識しているわけではないので(捕まってもストーカーだと認識できない人もいます)、最初は遠くから眺めるだけというのが一般的です。

     

    ストーカー行為とそうではない行為の境目は、かなり曖昧といえるでしょう。

     

    例えば、通学をしている学生が、いつも同じ電車を利用している他校の学生が気になり、毎朝見つめている……こういう話は、よくドラマや漫画などでも書かれていますよね。実際にそういう経験をしている人もいるのではないでしょうか?

     

    それにお互いが学生同士ということもあり、何となく青春ドラマな雰囲気がして、ストーカーとは縁遠いような気がしてしまいます。ですが、いつもは見つめているだけだったのに、ある日、どこの学生なのかが気になって、その人の後をつけてしまったらどうでしょう?

     

    まだよくある話で、とどめられるでしょうか?

     

    確かに実害はこの時点では何もないので、問題はなさそうに感じます。ですがこれがエスカレートしていくと、こうなります。

     

    電車から学校まであとをつけていき、学校を特定。その後、その人の他の行動も気になるようになり、放課後に学校付近へ行き、その人が学校から出てくるのを待ち伏せし、また後をつける。

     

    その人が友だちと話している表情がとてもいいので、つい隠し撮りもする。学校帰りに立ち寄った場所にも一緒についていき、何が好きなのかも把握。そうしているうちに、自宅へ。

     

    自宅が一軒家の場合は、表札も出ているので、その人の名字も特定できます。名前や住所でネット検索をし、SNSを把握。お気に入りに登録して、毎日チェック。

     

    休みの日になると、その人の自宅へ行き、その人が家から出てくるのを待ち、出かけたら後をついていく。

     

    そうしているうちに、その人が他の異性とデートをしているところに遭遇。その時になって、自分の存在に気づいてほしい、あんな人とは別れてほしいという気持ちが強くなり、自宅のポストに手紙を投函……。

     

    という流れになることは、特に不自然なことではありません。

     

    でもこれは、どこからがストーカー行為になると思いますか?

     

    一番最初の電車から降りて学校を特定するというところからストーカー行為だという人もいるでしょう。ですが、こういった行為をしたことがあるという人は、意外と多いように思います。好きな人のことを知りたいという欲求が、こういった行動を起こさせているからです。

     

    実際に、自分がされていると思ったら、学校を特定されることは怖いことですが、身に覚えが全くないという人はどれぐらいでしょうか?

     

    そしてこれは、学生同士だけで起こることではありません。社会人同士でも起こりうることですし、場合によっては学生と社会人の間でも起こることです。

     

    そうなった場合、かなり最初の時点から危うい行為という認識はありませんか?

     

    ですが、気になる人、好きな人ができてしまうと、そういった常識が薄れてしまい、私がやっているのはストーカー行為ではなく、好きな人のことを知ろうとしているだけ、というふうに解釈しがちです。

     

    だから、ストーカーがいなくなることはないのかもしれません。

     

    とはいえ、先ほどの例にだしたように、学校や職場を特定するということまではしている人がいたとしても、自宅を特定したり、自宅付近で張り込んで後をつけるという行為までは、さすがに中々しないものです。

     

    どうしても気になるのであれば、大抵の場合は後をつける前に本人に声をかけたり、学校や職場を特定した時点で我に返ったりするからです。

     

    ですが相手にのめり込んでいればいるほど、自分がどこまでのことをしでかしているのかに気づきにくいというのはあります。また、誰にそれをされているのか、ということも重要なポイントです。

     

    人によっては、偶然だったとしても毎回同じ電車に乗っていて、見つめられているだけで気持ち悪いと感じることもあるからです。

     

    では、他人から気持ち悪いと思うようなストーカー行為をされていると感じた場合、どうしたら良いのでしょうか?

     

    大抵の場合は、「なんか変だな」「あれ?前にもあの人がいなかったっけ?」「気のせいか視線を感じる」というような違和感だけかもしれません。ですが、その違和感は次第に確信になっていきます。

     

    人は認識していない人の存在であれば、風景と同じように見過ごすことは出来ますが、認識してしまうと、個としてその人を見てしまうため、人込みの中でも誰かの存在を見つけられるようになるからです。

     

    街中を歩いている人たちの顔は覚えていなくても、そこに親兄弟や知り合いがいれば見つけられるということは、その人だけは認識できているからです。

     

    ただ、ストーカー行為をされているかもしれないと気付いたら、そのまま放置をするのではなく、なるべく早めの対処が必要です。

     

    ストーカーが我に返って、自分がしている犯罪に気づけば、自らストーカー行為をやめますが、後をつけ始めている段階で、その人が自らストーカー行為をやめる可能性が低くなっているからです。

     

    それどころか放置をしていると、ストーカーが自分のことに気づいてほしくなり、相手に対して接触をするようになるため危険です。

     

    必要なつきまといをされていれば、それでストーカーとして訴えることは出来ますが、ストーカーをされていることを立証しなければ、色々と言い逃れをして逃げてしまうストーカーもいるため、ストーカーを訴える際は、完璧な状態で行うのがベストです。

     

    こういった時に役に立つのが探偵です。調査のプロである探偵は、ストーカー対策も引き受けています。

     

    実際にストーカーをされている証拠も揃えてくれるため、それを持って訴えれば、ストーカー行為をやめさせることができるでしょう。

     

    またストーカー行為を受けていると心細くなるものです。それを相談できる場所としても活用できるので、勘違いかもしれないから相談しづらいとは思わず、何か気になることがあれば、お気軽に相談をしてみてくださいね。

     

    もちろん、ご自身の相談だけではなく、友だちや知り合いの人がストーカーをされている時も、一緒に探偵事務所に来ていただければ、お話を伺わせていただきます。ストーカーは一人で抱え込まないのが一番ですよ。

     

    東京都調査業協会

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